【2023年8月版】伊豆のダイビング体験記:ダイビングスポットの海況レポート
こんにちは!淳です。今月も夏休みやお盆休みで夏真っ盛りの中、ダイビングを楽しんできました。
- 毎日暑過ぎて、海に入り涼みたいな
- 海水浴も楽しいけど、海に潜ってる人も楽しそうだな
- 真夏の海はどんな生き物と出会えるのかな
今年の8月も体温と変わらない猛暑日が続き、海に入り涼みたいなと思う人も多いのではないでしょうか。
この記事では、ダイビングの体験記を通じてダイビングスポットの8月の情報をシェアしていきます。真夏の日差しは強く、ダイビング前後の暑さ対策が重要な時期です。5mmウェットスーツでも冷える様子もなく楽しんでいる人がたくさんいらっしゃいました。
伊豆のダイビングスポットの現状を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
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8月のダイビング実績
ダイビング経験本数
- ダイビング本数は、3本
- ダイビング日数は、1日間
- 月間潜水時間は、141分(2時間21分)
お盆の間にもダイビングを予定していたのですが、台風の影響でキャンセルになりました。そのため今月は1日間だけのダイビングになってしまいました。
- 生涯の累計で、576本
- 2023年の累計は、26本
ガイド付きのファンダイビングで、ダイブサイトの旬を体験させてもらいました。これで、ダイビング経験本数が576本になりました。
ダイビング経験本数を数えることが大切な理由は、こちらの記事で解説しています。
訪れたダイビングポイント
- 大瀬崎(西伊豆)
ほぼ毎月通っている西伊豆の大瀬崎の1箇所だけになりました。東伊豆の方も計画していたのですが、天候不良により断念することになってしまいました。
- 3ビーチエントリー
- ポイント名は、湾内x2と先端
- 天気は晴れで、気温は34℃
- 海況は、湾内では波もなく穏やか / 先端では北向きにやや流れあり
- 水温は、28℃
- 透明度は、湾内は3~10m / 先端は8~12m
- 最大水深は、21mと17.8m、26.6m
「先端」は、土日祝のみダイビング可能な限定ポイントです。やや流れがありましたが、水中の移動が大変ではない程度でした。少し流れがあった方が、魚の群れが散らばり難いとも言われているので、生き物観察にはちょうどよかったです。
7月と比べて透明度がグッと下がっています。浅い水深が特に良くないので、ダイビングの最初と最後は広がり過ぎないように要注意です。
8月度ダイビングポイントのハイライト
今月のダイビングで出会った生き物たちを撮影してきましたので、ぜひご覧ください。
こちらはスライドや拡大ができる写真ギャラリーとなっています。
今年は特にたくさんいるビゼンクラゲは、7月よりも少し減った気がしますが、それでもまだあちらこちらにいます。そして、ニシキフウライウオも2匹ともまだ見れています。
先端では、チェック柄がきれいなクダゴンベが2匹同じところで見れました。外海でも見れているとの話なので、今年は個体数多いようですね。
湾内に設置されている枝サンゴには、南方系の幼魚が住んでいました。スミツキトノサマダイと沖縄では定番のフタスジリュウキュウスズメダイです。数は少ないですが、サンゴと組み合わさって南国感を味わえます。他の場所では、セナキルリスズメダイも見れています。
5mmのウェットスーツでダイビングされている人も多く、ダイビング終わりに寒そうな素振りもないです。晴れた日は最高気温35℃を上回り水温も28℃であれば、当然かなと思います。反対に、私のようにロクハンの人はズボンだけを履いた状態で、ダイビング器材のセッティングやブリーフィングをすすめられるほどに、陸上は暑いです。
7月にしばらく続いていた深い水深に冷たくて綺麗な潮はなくなり、全体的に暖かい水温になっていました。
透明度は低下していて、特に水深3~4mの浅いところは白く濁っています。浅い水深を抜けると浮遊物は少し残るものの透明度がよくなります。あまり、チームで広がり過ぎないようにした方が安全ですね。
先端というポイントは、大瀬神社の中にエントリー場所がある土曜日と日曜日、祝日のみ入れる限定ポイントです。キンギョハナダイやソラスズメダイなどの群れは安定して多く、見応えがあります。
お盆休みのダイビング計画は台風7号が伊豆の方に来る予報だったので、全てキャンセルになってしまいました。思い返せば昨年も台風8号が連休を直撃しましたね。
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伊豆地方の天候トピックス
地点:静岡県稲取 | 2023年8月 | 前年8月 |
---|---|---|
最高気温 | 35.9 | 36.5 |
最低気温 | 23.6 | 21.2 |
平均:日平均気温 | 27.1 | 26.8 |
- 平均気温年差は、+1.0〜+2.0℃
- 降水量平年比は、130〜170%
- 日照時間平年比は、100〜120%
- 気温は北・東・西日本でかなり高くなりました
- 降水量は沖縄・奄美でかなり多く、東・西日本太平洋側で多かった一方、東日本日本海側でかなり少なく、北日本日本海側と北日本太平洋側で少なくなりました。
- 日照時間は北・東日本日本海側と北日本太平洋側でかなり多く、東日本太平洋側で多くなりました。
台風6号や台風7号の影響で南から暖かい空気が流れ込みやすく、また、日本海側では中旬から下旬にかけてフェーン現象も発生しました。そのため、月平均気温は北・東・西日本でかなり高くなりました。月平均気温平年差は、北日本で+3.9℃と東日本で+2.1℃となり1946 年の統計開始以降8月として1位の高温になりました。特に下旬の旬平均気温は、北・東日本でかなり高くなり、東日本の旬平均気温平年差は+2.6℃で、1946 年の統計開始以降8月下旬として1位タイを記録しました。
台風6号や台風7号の影響で大雨となった所もあったため、月降水量は沖縄・奄美でかなり多く、東・西日本太平洋側で多くなりました。台風7号は15日に和歌山県に上陸し、その影響で大量の暖かく湿った空気が流れ込み、東・西日本を中心に記録的な大雨となりました。
気象庁の報道発表で、「1946年の統計開始以降」が毎月のように目に入ることが気がかりです。今年が特別であることを願いたいですね。
まとめ:南方系の生き物が増えて華やかになってきた
2023年8月度のダイビング活動は、1日間で3本のダイビングを行い月間潜水時間は141分でした。8月末でダイビング経験本数は576本になり、2023年は26本です。
訪れたダイビングスポットは、ほぼ毎月の大瀬崎の1カ所です。週末だったので先端にも入れました。
8月末の水温は28℃と7月よりも高くなり、昨年よりも暖かくなっています。5mmウェットスーツでも十分な水温まで上昇してきています。
透明度は、浅い水深が特に悪く白く濁った状態です。その水深を抜けるとスッと良くなります。7月末に一度良くなっていたのですが残念です。キレイな潮に入れ替わるのが待ち遠しいです。
8月後半はまだ海水浴の方がチラホラいらっしゃいましたが、それも月末まででしょう。他のマリンレジャーはピークを過ぎ、海の周りの混雑緩和が予想されます。
ですが、気温はまだまだ暑く水温も28℃まで暖かくなっていて、ダイビングに最適な環境が整っています。これからがダイビングのベストシーズンですので、引き続きダイビングを楽しんでいきましょう。
では、また。どこかの海で。