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ダイビングには【定番カメラ TG-6】がやっぱりおすすめ。ポイントを総まとめ

デジカメ紹介 TG-6がやっぱりおすすめ。ポイントまとめ
atsushi fujii
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YouTubeチャンネル開設しました
  • GoPro11で撮影した伊豆や沖縄でのダイビングのビデオを、Adobe Premiere Proで編集して毎週末更新
  • コンセプトは「臨場感ある動画を見て、実際にダイビングを体験したつもりになってもらう」こと

ブログ記事の文字だけでは伝わりにくい魅力にも、きっと共感してもらえると信じています。ぜひご覧いただいて、「いいね」とコメントをしてもらえると嬉しいです。楽しめたらチャンネル登録もよろしくお願いします。

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こんにちは。ダイビング歴10年目の淳です。

  • ダイビングの思い出を撮りたい
  • 珍しい生き物や美しい生き物を仲間とシェアしたい

ダイビングに慣れたら、海の中の体験を誰かにシェアしたくなりますよね。普段はスマホのカメラで写真も動画も十分ですが、ダイビングでは水中に対応したカメラが必要です。

淳

デジタルカメラは高価な買い物なので、よく吟味したいですね。

私は、伊豆のダイビングポイントを中心に約10年間で550本以上のダイビングを経験してきました。450本以上のファンダイビングを経験の後、NAUIダイブマスターを取得した現役ダイバーです。

ダイビングで使えるコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)は、4種類だけです。

 水中写真を始めてみませんか?ダイビングで使える【おすすめ水中カメラ4選】

比較した結果、一番おすすめはTough TG-6でした。

そこでこの記事では、Tough TG-6を改めて掘り下げ、メーカー OM SYSTEMも力を入れている水中撮影力を詳しく解説しています。さらに、ダイビングでの使用が増えているGoPro HIRO 11 と撮影性能の比較もしました。

この記事を読めば、TG-6がダイビングにおすすめされる理由とダイビングに必要なアクセサリがわかります。他に選択肢がないからTG-6をおすすめしている訳ではありません。ぜひ最後まで読んでいってください。

この記事の要点をまとめました。

  • TG-6は豊富な水中シーンモードと水中ホワイトバランスで、色の再現性が高い撮影が可能
  • ダイビングには、防水プロテクターが必須アクセサリ
  • 水中ストロボとワイドコンバージョンレンズがおすすめアクセサリ
  • TG-6はGoProよりキレイな写真が撮れて、4K動画も撮影できるオールマイティーなデジタルカメラ
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タフカメラ TG-6の性能

タフカメラ TG-6の詳細な性能を紹介

写真撮影の基本性能

Tough TG-6 の基本性能を確認していきます。
画像センサー1/2.33インチ
有効画素数1200万画素
焦点距離4.5〜18.0mm(35mmカメラ換算:25mm~100mm)
開放f値W 2.0 ~ T 4.9
光学ズーム4倍
撮影範囲/通常W 0.1m~T 無限大
撮影範囲/スーパーマクロf=5.4までW 0.1m〜T 0.3m、f=5.4mm以上 W 0.01m〜T 0.3m
撮影範囲/顕微鏡W 0.01m〜T 0.3m
記録画像形式RAW、JPEG、RAW+JPEG
記録画像サイズ/RAW4000 x 3000
記録画像サイズ/JPEGJPEG 4000 x 3000 ~ 1280 x 960
手ぶれ補正映像センサーシフト式手ぶれ補正
タフ性能/防水15m(JIS/IEC保護等級8級(IPX8))
タフ性能/防塵JIS/IEC保護等級6級(IP6X)
タフ性能/その他耐低温- 10 ℃、耐荷重100kgf、耐衝撃2.1m

TG-6の基本性能の値だけを見ても優れているかわかりにくいです。写真がキレイと評判の、iPhone14のメインカメラの基本性能をまとめました。

有効画素数1200万画素
焦点距離26mm
開放f値1.5
光学ズーム2倍のズームアウト
デジタルズーム5倍
画像撮影フォーマットHEIF、JPEG
手ぶれ補正センサーシフト光学式手ぶれ補正
防沫性能、耐水性能、防塵性能IP68等級(最大水深6mで最大30分間)
※1MPを100万画素として換算しました。

表の中で使っている聞き慣れない用語を簡単に説明します。

画像センサーは、レンズから入った光の情報をデジタルデータに置き換える働きをし、センサーサイズが大きい方がより多くの情報を受け取れ画像の表現力が増します。有効画素数は、数字が大きいほど写真の解像度が高くなりキレイに撮影できます。

開放f値は、レンズを通して受け取れる光量を表す値です。数値が小さい方が多くの光を受け取れて明るく撮影できます。

WとTとは、

  • Wは広角側。焦点距離が近く広く写せる画角
  • Tは望遠側。焦点距離が遠く映る範囲は狭い画角

を表しています。Wはマクロ撮影に、Tはズーム撮影に影響する値です。

RAWは、画像センサーが受け取った光情報をそのまま保存した画像データのことです。RAWを直訳すると、自然の状態でまだ変えられられたりしていないという意味になります。PhotoShopなどで写真を現像、加工したい場合は、RAWの方が調整範囲が広がりますのでおすすめです。

TG-6とiPhone14の比較結果
  • 有効画素数は、1200万画素で同じ
  • 焦点距離は、25mm~100mmと26mmで違いがほぼない
  • 開放f値はiPhone14がf1.5で、TG-6のf2.0より明るいレンズだった
  • TG-6もiPhone14も防水性能がある

差がついたのはレンズの明るさ、開放f値だけでした。ただ、TG-6のレンズが悪い訳ではなく、iPhone14が良すぎます。例えば、一眼カメラの交換レンズでコスパの良い単焦点レンズ(撒き餌レンズ)では、f1.8やf2.0がボリュームゾーンです。

TG-6のf2.0は、明るい場所でも暗い場所でもキレイに写真を撮るには十分な、明るい高解像力レンズと呼べます。

次は、TG-6の撮影性能以外の便利な機能を2つご紹介します。

  1. AFターゲット選択
  2. スマートフォンと接続できる

AF(オートフォーカス)ターゲット選択が3種類から選べます。

  • 「オールターゲット」は全てのAFターゲットからカメラが自動でピントを合わせるAFターゲットを選ぶ方法。一般的な方法です。
  • 「シングルターゲット」ピントを合わせたい1つのAFターゲットを選び指定する方法。構図を自分で決めるときに便利です。
  • 「自動追尾」動いている被写体に一度ピントを合わせたら自動でピントを合わせ続ける方法。一眼カメラでも見かける機能です。

MF(マニュアルフォーカス)にも対応していて自分でピント調整できます。ただ、十字キーで調整するので上級者向きの機能で動きの少ない生物でないと難しいです。

本体にWi-Fi機能が備わっています。Wi-Fiを使い「OI.Shara」のアプリを使い写真をスマートフォンへ転送できます。モニターに表示されるQRコードを読み込むなど簡単な設定だけです。防水ハウジングを開けずにスマートフォンで撮れ高を確認できるのは、嬉しいですね。

フィールドセンサーシステムというGPSや気圧などのセンサー情報から高度や水深の表示ができるロガー機能があります。ただ残念なことに防水ハウジングをつけた状態では使えないようです。

使用電池は専用のリチウムイオン電池を使います。電池は本体にセットして、本体にUSBケーブル接続し充電する方法です。

さらに詳しくはメーカーホームページでご確認ください。

強化された水中撮影力

TG-6が水中撮影で優れている点

TG-6がどれほど水中撮影に力を入れているかを次の2つの視点でみていきます。

  1. 水中での撮影モード x ホワイトバランスの豊富さ
  2. マクロ撮影の機能

TG-6には、7種類の撮影モードと2種類のカスタム撮影モードが用意されています。ダイビングで主に使うのは、水中撮影モード、プログラム撮影モード(P)、絞り優先撮影モード(A)です。

手軽に撮影するには水中撮影モードが一番です。水中撮影用に各種設定がプリセットされているモードです。水中撮影モードの中で、さらに細かいサブ撮影モードが用意されています。

  • 水中マクロ:小さな被写体の近接撮影に最適なモード
  • 水中顕微鏡:被写体にレンズ先端から1cmの至近距離まで寄れる撮影モード
  • 水中ワイド:薄暗い水中での記録に最適化されたモード
  • 水中スナップ:プールや浅い水深など自然光を利用して、水面下の被写体やスナップ写真を見たままの自然な色で撮影するモード
  • 水中HDR:水中の明るい光の部分も、暗い影の部分もドラマチックに再現するように、露出を変えて複数枚の撮影を行い合成するモード

水中撮影モードの中に水中顕微鏡モードができ、接写への切り替えがスムーズになりました。

私は、通常撮影は水中マクロ、1~2cmで小さく動きの少ないのは水中顕微鏡、魚の群れや水中景観は水中ワイド、で撮影することが多いです。

ひとつのイソバナを水中マクロと水中ワイド、水中スナップで撮影しました。水中スナップでイソバナの色合いが違うのは、内蔵ストロボが発光していないからです。

イバラタツを被写体にして、水中マクロと水中ワイドとで撮影しました。水中ワイドの方が広い範囲の風景まで写せます。

マツバスズメダイの卵を水中マクロと水中顕微鏡で撮影した作例です。水中顕微鏡であれば、卵が一つ一つちゃんと写せています。

浅瀬の海藻を被写体にして、水中スナップと水中ワイドで撮影しました。一見すると映る範囲に違いはなかったです。

さらに水中ホワイトバランスが水深にあわせて最適な色再現が得られるように、選択できる設定が3種類に増えました。

  • 水中 浅瀬:水深〜3mまでの浅瀬での赤かぶりを改善する
  • 水中 標準:水深3m~15mに最適化した標準の設定
  • 水中 ディープダイビング:水深15m〜の青かぶりを改善する

水深に合わせてホワイトバランスが選べるとよい理由は、青かぶり対策を最適化できるからです。

水中マクロの撮影モードで、ホワイトバランスを水中 浅瀬、水中 標準、水中デープダイビングと切り替えて撮影しました。2カ所とも水深6m付近で撮影していて陽の光の入り具合が違うので、ベースとなる青みが異なります。

今回は水深が浅かったのでホワイトバランスの違いが分かりにくくなってしまいました。ただ、水深が深い場合だとイソバナの写真のように違いはもっと出るものと思われます。

水中ホワイトバランスの違いは、カメラの性能のほかにディスプレイの種類にも影響を受けます。そのため、記事の中で比較が難しい機能という点はご承知おきくださいね。

ダイビングライセンス講習で学ぶ【「光の吸収」が元で起こる、水中では赤色が失われ青色が強くなる事象】の影響を受けた写真や動画が、実際よりも青く映る現象のことを青かぶりと呼んでいます。

光が水の中を移動すると、水の分子が光のエネルギーを吸収します。エネルギーが最も少ない波長の赤色が最初に吸収され、その後順番に暖色から吸収されて、光の中で最もエネルギーが大きい青色が水中をどんどん遠くまで移動します。つまり、水深が深くなるにつれ青色が強くなります。

NAUIテキストより一部要約

水中ホワイトバランスが1種類だと、TG-6で想定した水深より浅瀬では赤みが強く調整された写真になってしまいます。本体だけで使える限界の水深15mを基準にして、赤の補正が強くなってしまう3mより浅い水深と、補正が足りなくなる15mより深い水深に、設定を分けたことで自然な色が再現できます。

5種類の水中サブ撮影モードには最適な水中ホワイトバランスが標準設定されていますが、水中ホワイトバランスの変更は可能です。あまり使わない水中HDRは除き、水中サブ撮影モード4種類と水中ホワイトバランス3種類とで、12通りも組み合わせができます。最適な色の再現をするのに色々な組み合わせを試すのも面白いかもしれません。

TG-6の顕微鏡撮影モードには、4種類のマクロのサブ撮影モードがあります。

  • 顕微鏡モード:レンズ先端から1cmの距離まで被写体に近づいて撮影できる
  • 顕微鏡コントロールモード:被写体がレンズ先端から1cmの位置にあるとき、背面モニター上の表示倍率を1倍2倍4倍に拡大して表示する
  • 深度合成モード:ピントをずらしながら撮影した不空の画像を使って被写界深度の合成を行う。
  • フォーカスブラケットモード:シャッターを1回押すだけで、ピントの位置を少しずつずらしながら最大30コマまで撮影ができる。

水中の常に浮力を受ける状況で、極小の被写体へピントを合わせるのはとても難しいことです。顕微鏡コントロールモードは、背面モニターを拡大できるとピント合ってるか確認しやすくなり助かる機能です。ただ、水中撮影モードにも水中顕微鏡のサブ撮影モードがあるので、使う場面は限られます。

プログラムオート撮影モード(P)や絞り優先撮影モード(A)でも、顕微鏡モードで撮影可能になったのは大きな変化です。自分で露出補正や絞り値を設定して撮影していた方も、被写体にレンズ先端から1cmの至近距離まで寄った撮影が可能になり、表現の幅が広がることになります。

岩の隙間や砂地の巣穴近くにいる警戒心の強い被写体を撮影するときに、便利なのがデジタルテレコンです。画像の中心部を拡大して記録する機能です。プログラムオート、絞り優先モード、動画モードのときは2倍、顕微鏡コントロールモードのときは、2倍と4倍が選べます。

ダイビングの水中カメラ選びでマクロ撮影モードにこだわるのは、ダイビングで被写体になる生き物がとても小さいことがあるからです。愛好家の多いウミウシは1cm以下、ハゼで小さいものだと3~4cm、クマノミで5〜6cmととても小さい生物を撮影しています。

TG-6にはシャッター速度優先撮影モードがありません。ただ、低速限界設定を使えば実質シャッター速度をコントロールできます。プログラムオート、絞り優先モードで、自動でISO感度を上げるシャッター速度を設定できる機能です。設定したシャッター速度以下になる場合はISO感度を上げてシャッター速度が遅くなるのを防ぎます。シャッター速度を早くしたい動きの速い被写体の撮影にも使える機能です。

水中カメラの購入に躊躇する人へレンタルのメリットを記事にしました

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動画撮影の機能

コンパクトデジカメのTG-6が持つ動画撮影の機能

TG-6の動画撮影モードの画質を表にしました。

画質モード 4K4K 3840 x 2160フレームレート 30p / 25p
画質モード FHD/HD (1)FHD 1920 x 1080フレームレート 60P(30P)/50P(25P)
画質モード FHD/HD (2)HD 1280 x 720フレームレート 60P(30P)/50P(25P)
画質モード HS (1)FHD 1920 x 1080フレームレイト 120 fps
画質モード HS (2)HD 1280 x 720フレームレイト 240 fps
画質モード HS (3)SD 640 x 360フレームレイト 480 fps

4Kサイズのムービー撮影をフレームレート30pで撮影できるので必要十分です。フルハイビジョン(FHD)とハイビジョン(HD)は、動画ビットレート(圧縮率)を3種類から選べます。画質モードHSはスローモーションのムービー撮影に使うモードです。

手ぶれ補正機能はありますが、画質モードHSではオフになります。

撮影時のアスペクト比16:9で画質モードが4Kで撮影したムービーからコマを選択し、画像として切り出し保存できます。ちょっとしたサムネ作りにも便利な機能です。

TG-6におすすめのアクセサリ

TG-6に使うとおすすめのアクセサリー

水中撮影モードの豊富さと、もうひとつのTG-6をおすすめする理由は、拡張性に優れていることです。

メーカー純正品で防水プロテクター、水中専用フラッシュ、ワイドやマクロのコンバージョンレンズが用意されています。純正品の防水プロテクターに対応した社外品もINONやSEA&SEAやAOIなどから豊富に発売されています。ダイビングに必須のアクセサリと、よりキレイに撮影するためのアクセサリをご紹介します。

ダイビングに必須のアクセサリ

防水プロテクター PT-059 (OM SYSTEM)

必須アクセサリは防水プロテクターのみです。

本体の耐圧水深15mは、海水浴やシュノーケル、スキンダイビングに使うには十分な性能です。でも、ダイビングの最大水深は40mなので本体だけでは持っていけません。

メーカー純正のTG-6専用防水プロテクターで耐圧水深45mを実現しています。他社製品で耐圧水深100mの防水プロテクターも販売されていますが、レジャーダイビングで使用するにはオーバースペックです。

防水プロテクター PT-059には、おすすめアクセサリでも紹介する各種の接続に対応したポートを備えています。純正品はもちろん、社外メーカーも防水プロテクター PT-059の形状、ポートを基準に製品開発されています。今後、アクセサリを追加していく土台になりますので、TG-6と一緒に購入がおすすめです。

防水プロテクターの付属品ですが、シリカゲル(防湿剤)も必須アクセサリです。防水プロテクター内に含まれる空気が、海水で冷やされたことによる結露を防ぐ大切な役割をします。定期的に新しいものに交換して対策しましょう。

ダイビングにおすすめのアクセサリ

  • 光源になるアクセサリ
  • コンバージョンレンズ
  • 光源を防水プロテクターに固定するベースやアーム類

光源はTG-6の水中撮影モード、水中ホワイトバランスでも補えない光を直接的に与えるアイテムです。水中に対応したストロボとLEDライトを使うと色の再現性が上がります。私は瞬間的な発光量が多く、生き物がライトに照らされることを嫌がることがあるので水中ストロボを使っています。

TG-6はコンデジなので根本的にレンズ交換はできないですが、コンバージョンレンズを使えば撮影可能な画角が広がります。ワイドコンバージョンレンズの例でいうと、精密な虫眼鏡を通して撮影するイメージです。

マクロ撮影に使うクローズアップレンズとワイド撮影に使うワイドコンバージョンレンズがあります。TG-6はマクロ撮影性能が高いので、ワイドコンバージョン使う人は多いですが、クローズアップレンズはあまり見かけないです。

コンバージョンレンズは防水プロテクターに直接取り付けが可能です。光源になる水中ストロボや水中ライトは、ベースとアームの棒やクランプの可動部からなる取り付けるアイテムが別途必要です。

OM-SYSTEMの純正品だと、水中専用フラッシュ UHL-3、水中ワイドコンバージョンレンズ PTWC-01 です。

社外品だと私はINONがおすすめです。理由は、水中撮影のアクセサリが豊富でメーカー統一ができるからです。水中ストロボD-200 Type2、ワイドコンバージョンレンズ UWL-95S M52かUWL-95S XDがTG-6の水中プロテクターに対応しています。アームとクランプは種類が豊富でいろいろな組み合わせができます。

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GoPro HIRO 11はライバルになるのか

TG-6のライバルに、GoPro11はなりえるのか検証

ダイビングでの使用が増えているのがGoProです。HIRO 11 は2022年9月発売と新しく、対してTG-6は2019年7月発売と時間が経過しています。GoPro HIRO 11はTG-6のライバルと呼べる存在なのか比べました。

  • 写真撮影の性能は、水中撮影モードのあるTG-6が優れている
  • 動画撮影の性能は、GoProが選択肢多くて優れている

予想できた比較結果ですが、それぞれのコンセプトが違うのでどんな風な撮影をしたいのか決めることが大切ですね。

GoPro HIRO 11 写真撮影の性能

イメージセンサー1/1.9インチCMOS
有効画素数(写真撮影)2713万画素 5568 x 4872
開放f値f2.5
動画から写真のフレームグラブ(切り出し)5.3K 8:7 で2469万画素
動画から写真のフレームグラブ(2)5.3K 4:3 で2116万画素
動画から写真のフレームグラブ(3)5.3K 16:9で1587万画素
RAW形式の写真撮影2713万画素 5568 x 4872
RAWの保存形式JPEGおよびGPRファイル
焦点距離・広角16〜34mm
焦点距離・リニア19〜39mm
ズーム2倍
写真プリセット写真、バースト、ナイト
耐圧水深10m
※1MPを100万画素と換算しています。

GoPro HIRO 11の2倍ズームは、タッチズームです。背面のタッチスクリーンが使えない水中や防水ハウジングに入れた状態では使えません。

GoPro HIRO 11 とTG-6の違いが5つありました。

  • 画像センサーサイズはGoProが大きい
  • 有効画素数はGoProが多い
  • 開放f値はTG-6が低い明るいレンズ
  • 焦点距離はGoProが近い。
  • GoPro単体の最短撮影距離はTG-6に及ばない
  • GoProには水中撮影モードがない

一番の違いは、水中撮影モードや水中ホワイトバランスの有無です。水中撮影モードがないとGoProが得意なワイド撮影で、青かぶりせずキレイに撮るのは難しいです。

GoPro HIRO 11 動画撮影の性能

最大ビデオ解像度 5.3K 8:75312 x 4648
最大ビデオ解像度 5.3K 4:35312 x 3984
最大ビデオ解像度 5.3K 16:95312 x 2988
解像度/FPS(フレームレート):5.3K60/50/30/25/24 fps
解像度/FPS:4K120/100/60/50/30/25/24 fps
解像度/FPS:2.7K240/200/120/100/60/50 fps
解像度/FPS:1080P240/200/120/100/60/50/30/25/24 fps
ビデオブレ補正HyperSmooth 5.0
ズーム2.7K以上 1.4倍、1080P 2倍
ビデオプリセット標準、フルフレーム、アクティビティ、シネマティック、スローモーション

静止画撮影と同様に、ズーム機能は水中で使えないです。

GoPro HIRO 11とTG-6を比較すると、5.3Kの動画撮影ができる、フレームレートの選択肢が多い、という点でGoPro HIRO 11が優位でした。

フレームレート(単位fps)は、動画の1秒あたりに撮影されるフレーム(画像)数のことです。数値が高いと滑らかな動画になりますがデータ容量は大きくなり、低い数値でスローモーション動画にするとカクツク動画になってしまいます。4K動画での標準的なフレームレートは30fpsと言われています。

 GoPro HERO 11 の詳細スペックはこちらから

まとめ:ダイビングではTG-6が最適です

ダイビングでおすすめするのは、TG-6

ダイビングにおすすめするカメラ「TG-6の性能」を深掘りしました。

  • TG-6は豊富な水中シーンモードと水中ホワイトバランスで、色の再現性が高い撮影が可能
  • ダイビングには、防水プロテクターが必須アクセサリ
  • 水中ストロボとワイドコンバージョンレンズがおすすめアクセサリ
  • TG-6はGoProよりキレイな写真が撮れて、4K動画も撮影できるオールマイティーなデジタルカメラ

水中撮影モードと水中ホワイトバランスの豊富さが、水中撮影にメーカーが力を入れていることを表しています。ダイビングでは防水プロテクターPT-059は必須アイテムです。TG-6と一緒に購入をおすすめします。

TG-6のカメラ性能レベルを確認するのにiPhone14のメインカメラ比べてみました。

  • 有効画素数は、1200万画素で同じ
  • 焦点距離は、25mm~100mmと26mmで違いがほぼない
  • 開放f値はiPhone14がf1.5で、TG-6のf2.0より明るいレンズだった
  • TG-6もiPhone14も防水性能がある

TG-6も十分明るいレンズですが、iPhone14はさらに上をゆく明るいレンズが採用されいました。

ダイビングでも使う人が多くなったGoPro HIRO 11とも写真撮影と動画撮影の性能をしました。

  • 写真撮影の性能は、水中撮影モードのあるTG-6が優れている
  • 動画撮影の性能は、GoProが選択肢多くて優れている

メインの撮影方法が違うので、予想できた結果ですよね。TG-6でも4K 30pの動画撮影ができます。こだわりのある動画編集をしないのであれば十分な性能です。

TG-6は、マクロからワイドまでのキレイな写真と標準的な4K動画も撮れる優れたカメラです。発売されてから時は経っていますが、ダイビング用カメラを探されている方は是非TG-6を検討してみてください。

ただ、TG-6と防水ハウジングPT-059とのセットで約80,000円という金額は簡単に決断できないレベルです。買う前にダイビングで試してみたい方や買う程は頻繁に使わない方は、レンタルのサービスを使う方法があります。

この記事がみなさまの楽しいダイビングの思い出をシェアする方法を知るお手伝いになれば幸いです。では、また。どこかの海で。

 

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淳
元ダイブマスター/カメラ好き
スキューバダイビング歴10年目の現役ダイバーです。
伊豆半島のダイビングポイントをメインフィールドに、年間50本以上潜っています。
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※当ブログは「JIN:R」を利用しています。
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