ダイビングの始め方総集編。自立したダイバーになるまでロードマップ
ども。淳です。ダイビング楽しむ自立したダイバーになるまでのロードマップについての考えをシェアしていく記事です。
スキューバダイビングに興味を持ち体験ダイビングに参加するところから、自立したダイバーになるまでの流れをひとまとめにした記事です。
この記事を読めば、長くダイビングを楽しめる自立したダイバーになるイメージをつかめます。
自立したダイバーになるまでのロードマップは次の通り
- 体験ダイビングに参加する
- ダイビング指導団体を選ぶ
- ダイビングショップを選ぶ
- 計画的にダイビングライセンス講習に申し込む
- ファンダイビングに参加して30本ダイビングをする
知りうる情報を詰め込みましたら大変長編の記事になってしまいました。
目次から必要な見出しへ移動することが可能です。今知りたい情報を拾い読みする形でもご利用いただければ嬉しいです。
ちなみに、私自身は本編ではおすすめではないスケジュールの9月末にライセンス取得しました。すぐにドライスーツを購入して冬場もダイビングを続けるようになりました。
ドライスーツで大変な苦労もしましたがおかげさまで通年ダイバーとして現在に至ります。
思ったときが吉日なのは否めませんが、どうせなら快適にダイビングとの出会いができるお役に立てばと思います。
体験ダイビングでダイビングの世界をのぞいてみる
体験ダイビングのメリットと目的
- ダイビングライセンスなしでダイビングができる
- 海に入って本当に楽しめるか確認できる
体験ダイビングをNAUIでは、トライスクーバダイビングというコース名で呼んでいます。
- インストラクター1人に対し最大4人まで
- 水深は、初回は6mまで、続けての2回目でも12mまで
というコースの内容です。実際はインストラクターに対してゲストは2名が多いようです。
ちなみに、1ダイビングの規定は、1回のエントリーエグジットで水深4.6m以上、潜水時間20分間です。
最大のメリットは、ダイビングライセンス無しでダイビングを体験できることです。つまり、
- ダイビングライセンス講習の費用は要らない
- 難しい学科講習の内容は学ばなくて良い
ということです。
つまり、思ってたのと違ったり自分に向かなければ、ダイビングを始めずに簡単に止めることのハードルが低いことです。
体験ダイビングを楽しく終えられた場合は、ダイビングライセンス講習をお勧めされるかもしれません。でもそれは必須ではなく紹介やおすすめ程度のことがほとんどでお断りすることは自由です。
もう一つのメリットは、「本当にダイビングを楽しむことができるか」確認ができることです。
ダイビング器材を身につけて海に入ってみないと分からないことがあるかもしれません。
体調面では、耳の圧平衡、よく耳抜きと呼ばれることの難易度です。ひとそれぞれでどうしてもうまくいかない方が一定数いらっしゃいます。
感情面では、ダイビングに持っていた楽しいイメージ通りなのかや思いがけない不安な衝動が起きないかが分かります。
不安な衝動というのは、
- 足がつかない水深や水底が見えない不安
- マスクに水が入り視界が悪くなること
- 呼吸ができなくなったらどうしよう
- 水圧による圧迫感
- 様々な感情が混ざり合った原因がよく分からない不安感
など人により様々です。もちろん全く感じない人もいます。
ダイビング始める前から水深3〜4mでさえ潜ったことあるひとは稀です。一度体験ダイビングをして確認しておくのはおすすめです。
体験ダイビングのスケジュール
- 体験ダイビングの説明を受ける
- 足がつく穏やかな水深で練習する
- 体験ダイビングをする
体験ダイビングとは呼びますがダイビングすることに変わりありません。
ダイビングの学科講習をしない代わりに、最低限理解しないといけないことの説明を受けます。
具体的には、
- 絶対に呼吸を止めずに続けること
- 耳の圧平衡をする方法
- 水中コミュニケーションのためのハンドサイン
- ダイビング器材の名前と機能、用途の説明
- マスククリアの方法
- レギュレーターのリカバリとクリア
の6個です。この6個はインストラクターにはお手伝いしてもらえないことです。
特に呼吸を止めないこと、耳の圧平衡をすることは身体に大きな影響を及ぼすので必ず守るようにしましょう。詳しい理由はダイビングライセンス講習で学ぶことになります。
水中のハンドサインとダイビング器材の機能と用途とは、不安や不調を取り除くために大切なことです。水中では会話できないです。海から出たくなったときに使う「浮上」は確実に覚えておきましょう。
水中マスクの中に笑顔になったり表情が変わったときに水が入ってくることがあります。水が入っていても安全上問題ないです。でもせっかくの景観が見れなくなるのは残念ですのでぜひやってみましょう。
レギュレーターが口から外れてしまうことはほとんどの場合ありませんが、万が一に備えて説明を受けるものです。
ダイビングに必要なことを理解したらいよいよダイビング器材を装着して海に入ります。
案外ダイビング器材をフル装備しますと、陸上では重さがあり若干の動きづらさがあります。でも水中に入れば浮力がありますので心配はありません。
ダイビング器材をセッティングする必要がないので、メカ系が苦手な方も心配はありません。
最初は足のつく浅い穏やかなところで、ダイビング器材を使う練習をします。
- レギュレーターから呼吸をしてみる
- 耳の圧平衡をしてみる
- マスククリアをしてみる
- レギュレーターのリカバリとクリアをしてみる
を説明受けた通りにできるのか実際に体を動かして確認です。
ちゃんと自分でダイビング器材を使えることが確認できたら、いよいよ足のつかない水深へ進んでいきます。このとき注意して欲しいのは、無理せずにできるようになるまで練習することです。できないまま次のステップへ進んでしまうと辛い思い出になってしまいます。
体験ダイビングでは、
- 潜降や浮上
- 浮力調整
- 泳いで移動
をインストラクターが補助してくれます。
体験ダイビングをする方は先ほど浅い水深で練習したことだけに気をつけて、ダイビングを楽しむことに集中しましょう。
このときに浮力調整器具のBCDの操作は基本的に自分でさわらないようにしておきましょう。
体験ダイビングはどんな体験ができて何をする必要があるのかまとめた記事はこちら
ダイビングライセンス講習を受講するショップを選ぶ
どのダイビング指導団体にするかを選ぶ
- ダイビングにはダイビングライセンスが必要
- ダイビング指導団体は公的機関ではない
- 国際的なダイビング指導団体から選ぶ
体験ダイビングを楽しむことができましたら、本格的にダイビングライセンスを取得しましょう。
ダイビングはダイビングライセンスがなければ、ファンダイビングツアーに参加できないばかりか、ダイビングの器材レンタルやダイビングサービスを借りることもできません。
ダイビング指導団体はダイビングライセンスを発行していますが公的な機関ではありません。なので、ダイビングは免許証ではなく認定証の取得をすることになります。
初めに取得するダイビングライセンスの名前は、「オープンウォータースクーバダイバー」です。(NAUIの場合)
ダイビングライセンス講習を受けたダイビング活動やダイビングエリアに準じる条件下であれば、監視や監督を受けずにダイビング活動を行うことができる。
オープンウォーターダイビングの最大水深は18m以下とする。
ほとんどのダイビング指導団体で最大水深は18mと共通です。ただ、PADIなどでは「PADIダイブマスター(またはそれ以上のレベルのプロフェッショナル資格を持つ人)の水中監督化の下でダイビングすることができる」とありプロフェッショナルと一緒であることが推奨されています。
ダイビング指導団体はひとつではなくたくさんあります。アメリカなど海外に本拠地もつ団体が多くそれぞれに特徴があります。
国内でよく聞くダイビング指導団体は次の通りです。
- 世界標準のダイビング教育プログラムの開発に取り組み続けている。
- ダイビングの手順が細かいところまで文書化されていて、テキストを読めば大筋理解できる。
- ダイビングライセンス講習のゴールとプロセスが文書化され受講者にも開示されている。
- 最愛の人を任せられる信頼
- Dive Safety Through Education
- 教育を通じた安全なダイビングの実践
- 空気と水の物理的特性の違いや潜水時間の計画の学習など知識の講習が充実している。
- 世界最古のBSAC
- 安全は全てにわたって優先する
- 初めのオーシャンダイバーコースの認定基準が明記されている
- 具体的な写真とオリジナルのイラストで視覚的に理解しやすい
SSI、SNSI、CMAS など
ダイビングの基本は大きくは違いませんし、優劣はありません。自分に合ったダイビング指導団体を選べば大丈夫です。
あえておすすめをするならば、「国際的なダイビング指導団体を選ぶこと」です。
- 国内外でダイビングするときに有効なダイビングショップが数多くある
- 歴史が長いことやメンバー数が多いことでダイビングのノウハウが蓄積されている
PADIは世界で最も大きいダイビング指導団体で、NAUIもアメリカ発祥で世界最古の民間のダイビング指導団体です。この辺りはほとんどの国、地域で有効です。
あえて日本のダイビング指導団体を選ぶメリットがないように思います。
クレジットカードの国際ブランドを選ぶような感覚です。
歴史や国際的な枠組みなど独自の視点でダイビング指導団体を解説した記事はこちら
どのダイビングショップにするかを選ぶ
- 都市型か現地型かダイビングショップの立地を選ぶ
- ダイビングライセンス講習とファンダイビングは同じにするかで選ぶ
- 都市型ダイビングショップの方がライセンス講習に力を入れているところが多い
ダイビングショップといえば、海辺にある印象が強いかもしれません。でも意外と身近にもあります。
ダイビングショップには大きく分けて、都市型と現地型と2種類あります。
- 海辺から離れた主要都市の駅前などにある
- 住んでいる場所や勤務先から近くて通いやすく、雰囲気を見にいくことができる
- ダイビングライセンス講習に力を入れていることが多い
- ダイビングポイントまたはその最寄駅にある
- 生活圏から遠く、事前に雰囲気が分かりにくい
- 交通費に加えて、宿泊費が必要になることもある
ダイビングライセンスを取得した後のファンダイビングのことも考えて選ぶと良いです。
ダイビングライセンス講習とファンダイビングとを、
- 同じダイビングショップを使うのか
- 別々のダイビングショップを使うのか
を先に考えておくということです。
自分が持っているダイビングライセンスとファンダイビングを提供するダイビングショップとが違うダイビング指導団体でも基本的には問題ないです。
一般的に、ダイビングライセンス講習は都市型ダイビングショップが安い。ファンダイビングは現地型ダイビンショップが安い。という傾向があります。
現地型ダイビングショップにも向いている人の特徴は、
- ダイビングポイントまでの移動手段があり、自分で移動が苦にならない
- ダイビングに対して大きなストレスを抱えていない。(自立したダイバーであること)
- 手間やコミュニケーションが気にならず、ダイビングポイントごとにダイビングショップを探すことが平気
- すでにダイビング仲間がいて交通費を分担することができる
などです。
都市型ダイビングショップに向いている人は、現地型ダイビングショップに向いている人の逆で、ファンダイビングをすること以外はおまかせにしたい人です。
ダイビングショップを分けるときに熟慮したいことは、「ダイバー認定したダイビングショップやインストラクター以外は、ダイビング技術向上のインストラクション(指導)は少ない」ということです。
ダイビング中に事故の危険や環境負荷に関わることがあれば、注意されたり助けてくれます。でも、ゲストのダイビング技術に合ったファンダイビングを提供するのがダイビングガイドです。ファンダイビングの中でダイビング技術を補うことを指導することはまずありません。
ダイビングショップを分けなければ、ダイバー認定した責任感からライセンス講習後もインストラクションを受けることはあります。それでもダイビングガイドとライセンス講習とは別のサービスということを理解しておく必要があります。
ロケーションによる違いを解説し上手な付き合い方も紹介する記事はこちら
ダイビングライセンス講習申し込みは何月が最適なのか
ダイビングライセンス講習の標準日程
- ライセンス講習は、学科講習約6時間とプール講習2ダイビングと海洋講習4ダイビングです。
- 都市型ダイビングショップの場合、余裕を見て2ヶ月程度かかる
- 現地型ダイビングショップの場合、合宿スタイルだと3日間で取れる
NAUIのダイビングライセンス講習の内容は、学科講習とプール講習2ダイビングと海洋講習が4ダイビングです。
日程にすると、
- 学科講習:約6時間(eラーニングあり)
- プール(限定水域)講習:1日(約半日)
- 海洋講習:2日間
です。
都市型ダイビングショップでは、隙間時間を使って学科講習に通うことも可能です。ただ、プール講習や海洋講習の開催日が週末に限られているなどライセンス講習が終わるまで時間がかかる懸念もあります。
都市型ダイビングショップでは、余裕を見て約2ヶ月程度と考える必要があります。
現地型ダイビングショップでは、合宿スタイルのダイビングライセンス講習をしているところもあります。
合宿の場合、
- 学科講習:要点の解説とテスト
- 限定水域講習:半日
- 海洋講習:2日間
と最短3日間の日程です。学科講習は事前に予習をしてくる前提です。
ダイビング指導団体が違うと学科講習の内容や量、プール講習と海洋講習とでの課題の内容に少し違いはあります。それでもPADIやNAUIのダイビングショップでは、学科講習で数時間とプール講習約半日と海洋講習2日間の日程が標準的です。
通常の通うスタイルも合宿スタイルも講習する日数や時間は同じです。ダイビングライセンスの講習日程の取りやすさでライセンス取得までの期間が違っています。
ダイビングの場合は通いでも合宿でも同じようなダイビングポイントで行われ海洋実習の難易度は変わらないです。
自動車運転免許の合宿のように、ライセンス取得した後に都市部に戻ってちょっと困るようなことはないです。
ダイビングライセンス講習の申し込みにおすすめの月
- おすすめは、5月頃の申し込み7月にはライセンス講習を終える
- おすすめしないのは、8月の申し込み10月にライセンス講習を終える
普通のウエットスーツで快適に楽しめるファンダイビングは、伊豆の場合は7月から10月です。
ダイビングスーツなどダイビング器材で寒さ対策すれば1年中楽しむことはできます。でも最初はウエットスーツの時期の方が、ダイビング技術の習得やダイビングを続けるには適した時期です。
特に都市型ダイビングショップの場合、ダイビングライセンス講習が終わるまで日数がかかりがちです。ダイビングシーズンが始まる7月に向けて逆算して申し込みしましょう。
具体的なおすすめは、
- 5月ごろダイビングライセンス講習の説明会に参加し申し込みする
- 7月ごろにはダイビングライセンス講習を終えてファンダイビングツアーに参加し始める
- 7月から10月の4ヶ月間でしっかりとダイビングを楽しむ
というスケジュールです。
5月頃はダイビングシーズン前で、ダイビングショップにも余裕がありますし、プールや海洋の講習開催日が予約でいっぱいということも少ないでしょう。
その反面、プールや海洋の実習開催日が限定されていることの懸念もあります。
陸上は春が過ぎて暖かくなっているが水温はまだ低く、透明度もあまりよくないことがある時期です。6月の海洋講習はちょっと寒い思いをするデメリットもあります。
7月からの4ヶ月間あれば、
- ダイビング技術を習得するには十分で自信を持って来シーズンを迎えられる
- ダイビングライセンス講習で休日が取られず、一番良い時期にダイビングを満喫できる
- 夏季の休みを利用した旅行先でファンダイビングをすることができる
というメリットがあります。
反対におすすめしないのは、
- 8月ごろダイビングライセンス講習の説明会に参加し申し込みする
- 10月ごろにはダイビングライセンス講習を終えてファンダイビングツアーに参加し始める
- 10月の1ヶ月間ファンダイビングを楽しむ
というスケジュールです。
ダイビングライセンス講習中は、夏本番で気分的にも気候的にも良いのですが、
- 繁忙期なので、プールや海洋の講習が予約取りにくい
- ダイビングポイントやダイビングショップも混んでいる
- 一番良い季節、期間がダイビング講習で終わってしまう
- 1ヶ月程度しか快適にファンダイビングを楽しむことができない
といったデメリットがあります。
11月以降もファンダイビングをするには、ドライスーツというダイビング器材を購入する必要性が出てきます。ドライスーツはその特性上レンタルではほとんど用意されていないです。
通常にダイビングすることがおぼつかない中、追加でドライスーツ講習を受けて操作を学ぶ必要があります。
ドライスーツには進まず来シーズンを待つ場合は、ライセンス講習後にあまり多くファンダイビングの経験を積むことができません。ダイビング技術の習得にまで至っていないことも考えられ、約半年後の翌シーズンには自分自身もダイビングできるか不安が残ると思います。
現地型ダイビングショップの合宿だと、学科講習の予習を考えても1〜2週間もあればダイビングライセンス講習が終わります。都市型ダイビングショップよりも遅くて大丈夫ですが予約の関係もあります。余裕を持って動き出した方が良いと思います。
伊豆のダイビングスポットの季節による違いをまとめた記事はこちら
ダイビングライセンス取ったらファンダイビングしよう
最初の間にたくさんファンダイビングした方が良い理由
- ダイビングライセンス講習だけでは、ダイビング技術を自分のものにするのは難しいから。
ダイビングライセンス講習の実習では、プール講習で2ダイビングと海洋講習で4ダイビングとで、ダイビング技術を学びます。
プール講習で検定内容を学び実践します。さらに海洋講習でも実際に自然の中で検定内容を実践して確実にできたから、ダイバーとして認定されています。
でも、ダイビングライセンス講習ではひとつひとつのダイビング技術を「はい。どうぞ。やってみてください」と言われて、心の準備をした上でできたに過ぎません。
海の状況や自分自身の体調など毎回状況は違い、いつも心の準備をしてからできるとは限りません。必要なときに自然と実践できるようには繰り返し行う必要があります。
ダイビングライセンス講習が終わって間もないうちに可能な限りファンダイビングに参加することです。
個人的には、経験本数が30本が目安と思いっています。ダイビングは経験本数でおおよその実力を推定されてしまいます。でも経験本数30本前後だと初心者扱いされることは少なく、本人も自信が出てくるかと思います。
3つのファンダイビングの方法
- 都市型ダイビングショップのダイビングツアーに参加する
- 現地型ダイビングショップにガイド付きダイビングの申し込みする
- 現地型ダイビングショップでバディとセルフダイビングをする
1つ目は、都市型ダイビングショップのダイビングツアーに参加する方法です。
メリットは、
- 送迎サービスがあるところを選べば、ダイビングすること以外全ておまかせで楽できる
- ダイビングの器材預けなどのサービスもあり気軽にダイビングを続ける環境になる
- 色々なダイビングポイントに行くダイビングツアーに参加できる。
- ダイビング仲間ができやすい
- ダイビングガイドに得手不得手や趣味趣向を覚えてもらいやすい
デメリットは、
- 毎日開催は少なくダイビングツアーの目的地と日程に合わせる必要がある。
- 最小催行人数に満たないとダイビングツアーが開催されない
- ファンダイビングツアー料金が現地型ダイビングショップより割高になりがち
- 一般的にダイビングポイントの生物情報や海況の読みが現地型ダイビングショップの方が優れる場合がある。
- ダイビングの器材購入やダイビングライセンスのステップアップコースへの参加などの営業を受けることがある
ダイビングポイントの情報量は、立地の差で毎日海を見ている、潜っている方に優位性があるのは否めないです。でも、昨今は生物情報の交換が非常にオープンになっています。目玉の生物情報以外の情報の引き出しの多さに違いがあるように思います。
2つ目は、現地型ダイビングショップにガイド付きダイビングの申し込みをする方法です。
メリットは、
- 自分自身の予定に合わせてファンダイビングの申し込みができる
- 最小催行人数がない
- 都市型ダイビングショップのダイビングツアーより割安になりがち
- 生物情報などダイビングガイドの情報の引き出しがほとんどの場合多い
デメリットは、
- 自宅とダイビングポイントとの往復移動を自分でする必要がある
- ダイビングポイントごとにダイビングショップを選ぶ必要がある
- 初めてのダイビングショップではチェックダイビングがある
- 同じダイビングポイントの中で、ダイビングショップを変更するのには心理的ハードルがある
自分に合った現地型ダイビングショップをダイビングポイントごとに開拓できれば、都市型ダイビングショップよりもコスパよくファンダイビングができます。
多くのダイビングショップでは、初めての参加者のダイビング技術を確認するチェックダイビングを行います。初めてのダイビングショップでの1ダイビング目は、保守的なダイビングガイドになることは覚悟しておく方が良いです。
3つ目は現地型ダイビングショップでセルフダイビングをする方法です。
ダイビングライセンス取得したばかりではバディとセルフダイビングをすることは難易度が高く現実的ではないです。
各ダイビングポイントの自主基準で、同時期にダイビングライセンスを取得した仲間同士では難しいことがあります。また、ダイビングライセンス講習の中で多くの人は、すぐに自分たちだけでは無理と感じることと思います。
ロケーションによる違いを解説し上手な付き合い方も紹介する記事はこちら
まとめ:違いを知り計画的にライセンス講習に申し込もう
- 体験ダイビングに参加する
- ダイビング指導団体を選ぶ
- ダイビングショップを選ぶ
- 計画的にダイビングライセンス講習に申し込む
- ファンダイビングに参加して30本ダイビングをする
- ダイビングライセンスなしでダイビングができる
- 海に入って本当に楽しめるか確認できる
- 体験ダイビングの説明を受ける
- 足がつく穏やかな水深で練習する
- 体験ダイビングをする
- ダイビングにはダイビングライセンスが必要
- ダイビング指導団体は公的機関ではない
- 国際的なダイビング指導団体から選ぶ
- 都市型か現地型かダイビングショップの立地を選ぶ
- ダイビングライセンス講習とファンダイビングは同じにするかで選ぶ
- 都市型ダイビングショップの方がライセンス講習に力を入れているところが多い
- ライセンス講習の概要は、学科講習約6時間とプール講習2ダイビングと海洋講習4ダイビングする
- 都市型ダイビングショップの場合、余裕を見て2ヶ月程度かかる
- 現地型ダイビングショップの場合、合宿スタイルだと3日間で取れる
- おすすめは、5月頃の申し込み7月にはライセンス講習を終える
- おすすめしないのは、8月の申し込み10月にライセンス講習を終える
- ダイビングライセンス講習だけでは、ダイビング技術を自分のものにするのは難しいから。
- 都市型ダイビングショップのダイビングツアーに参加する
- 現地型ダイビングショップにガイド付きダイビングの申し込みする
- 現地型ダイビングショップでバディとセルフダイビングをする
スキューバダイビンを体験するところから、自立したダイバーになるまでの理想的なロードマップをまとめました。
長編になりましたが、お付き合いいただきありがとうございます。
どなたかのダイビングを始めるきっかけになれば幸いです。
では。また。どこかの海で。