【2023年9月版】伊豆のダイビング体験記:ダイビングスポットの海況レポート

2023年9月版、伊豆ダイビング体験記
atsushi fujii
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  • GoPro11で撮影した伊豆や沖縄でのダイビングのビデオを、Adobe Premiere Proで編集して毎週末更新
  • コンセプトは「臨場感ある動画を見て、実際にダイビングを体験したつもりになってもらう」こと

ブログ記事の文字だけでは伝わりにくい魅力にも、きっと共感してもらえると信じています。ぜひご覧いただいて、「いいね」とコメントをしてもらえると嬉しいです。楽しめたらチャンネル登録もよろしくお願いします。

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こんにちは、淳です。夏休みは終わってしまいましたが、今月も変わらずダイビングを楽しんできました。

  • 暑さのピークが過ぎて、日中出かけられる気分になってきた
  • 8月終わってしまったけど、まだダイビング楽しめるのかな
  • 9月はどんな生き物とであえるのだろうか

あっという間に8月が過ぎ去り、海に行きそびれたなって人も多いのではないでしょうか?

この記事では、ダイビングの体験記を通じてダイビングスポットの9月の情報をシェアしていきます。日中の照りつける暑さはいくらか収まりましたが、それでも9月は十分に暖かくマリンレジャーの楽しめる時期です。今も水温が高いままで、5mmウェットスーツで楽しまれる人が多かったです。

伊豆ダイビングスポットの現状を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでいってください。

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9月のダイビング実績

2023年9月に静岡のダイビングスポットに行った実績

ダイビング経験本数

  • 今月のダイビング本数は、5本
  • ダイビング日数は、2日間
  • 月間潜水時間は、262分(4時間22分)

大瀬崎と伊豆海洋公園の2カ所へ行ってきました。ガイド付きのファンダイビングで、ダイビングスポットの見どころをご紹介してもらいました。

気候も良くなってきたので、大瀬崎では1日で3本のダイビングにしました。気温も水温も高い、今だからの判断です。

ダイビング経験本数
  • 生涯累計で、581本
  • 2023年の累計は、31本

ダイビング経験本数が581本、今年の累計は31本になりました。年内に600本へ到達するのか微妙な雰囲気になってきました。

ダイビングで経験本数をカウントする理由はこちらの記事で説明しています。

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なぜダイビングでは経験本数を確認されるのか?経験が重要視される真の理由
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訪れたダイビングポイント

  • 大瀬崎(西伊豆)
  • 伊豆海洋公園(東伊豆)

東伊豆の伊豆海洋公園は、7月末以来に訪れました。その日は透明度も良くて、西伊豆との生き物の違いなんかを堪能してきました。

大瀬崎(西伊豆)
  • 3ビーチエントリー
  • ポイント名は、1本松(外海)と湾内x2
  • 天気は晴れで、気温は32℃
  • 海況は、1本松と湾内ともに波も流れもなく穏やか。
  • 水温は、1本松 23℃ 湾内右側 25℃ 湾内左側 27℃
  • 透明度は、1本松 5〜10m 湾内右側 5〜7m 湾内左側 2〜4m
  • 最大水深は、30mと25.4m、20.8m

9月中旬は浅い水深の透明度が悪く、外海でも水深10mぐらいまでは白く濁っている感が強かったです。外海は少し綺麗になる水深10mより深いところが水温も低い状態でした。湾内では、水深で水温差はなかったです。

湾内左側は、午後からのダイビングです。私が海から上がっている間に湾内で強い流れがあったそうで、透明度がものすごく下がった替わりに水温が2℃上昇しました。同じ湾内なのにこんなに水温変わることもあるのですね。

伊豆海洋公園(東伊豆)
  • 2ビーチエントリー
  • ポイント名は、砂地〜カケアガリと1の根〜クエ穴
  • 天気は晴れで、気温は27℃
  • 海況は、1本目は波も穏やかで流れもなかったが、2本目は弱いうねりあり
  • 水温は、26℃
  • 透明度は、1本目 10〜15m 2本目 10m
  • 最大水深は、21.2mと25.4m

しばらくの間、透明度の良いタイミングで海に行けていなかったので、特に綺麗に感じました。やっぱり、透明度は重要ですね。

潮位的に干潮時間帯に当たりやすく、エントリーとエグジットの際に、足場が滑りやすいので要注意ですね。

伊豆ならではの魅力が盛りだくさんのダイビングポット解説はこちら

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9月度ダイビングポイントのハイライト

今月のダイビングで出会い撮影してきた生き物たちです。こちらは、スライドや拡大ができる写真ギャラリーとなっています。ぜひご覧になってください。

今月の出会い:ニシキフウライウオの抱卵、ニゲミズチンアナゴ、チンアナゴ、ベンケイハゼ、ミジンベニハゼ、ビシャモンエビ(ペア)、フリソデエビ、ガラスハゼ、クマドリカエルアンコウ、オオモンカエルアンコウ、ヨスジフエダイ、キンチャクダイ、レンテンヤッコ、フタスジリュウキュウスズメダイ、スミツキトノサマダイ幼魚、アマミスズメダイ幼魚、クマノミ幼魚、ユカタハタ幼魚、セトミノカサゴ、ネジリンボウ、ノコギリヨウジ、イシガキフグ、ヘラヤガラ、アオリイカ、など

8月も見れていたニシキフウライウオがペアとなり、卵を抱えている姿が見られました。他の魚に攻撃されて怪我をしてしまったのか、卵を隠せない個体です。そのため、卵の中には銀色のツブツブが見えています。

2018年に新種登録されたニゲミズチンアナゴを初めて撮影できました。普通のチンアナゴと違ってヒレのようなものがあります。ニゲミズチンアナゴもチンアナゴも、大瀬崎の湾内で見れています。

今年も、伊豆海洋公園と大瀬崎でクマドリカエルアンコウの目撃情報が増えています。また、フリソデエビやヨスジフエダイなどの季節来遊魚と色々な幼魚も多く見られるようになっています。伊豆の秋は、海の中が最も賑わいを感じる季節です。

1ヶ月間空いたこともあって、西伊豆と東伊豆とでは出会える生き物が違うのだなとあたらめて実感しました。主に砂地な西側と溶岩質な岩が多い東側の地形が違うのが大きく影響してるんだろうなと思っています。

水温の高い海が続き、普段はロクハンのガイドも5mmウエットスーツを使用する人が増えています。私はロクハンのままですが、着たまま器材セッティングをしていても、汗が滴るほど暑くないです。まさに、ダイビングにちょうど良い気候です。

ただ、透明度は日替わりな状況です。タイミングが良くないと、透明度2mなど春にごりを思わせる状態の時もあります。本来ならば、9月ごろは透明度が良くなる時期ですが、自然のことなので仕方ないですね。

昨年も浅い水深の透明度が良くなくて、3つもの台風の影響を受けていた様子です。

昨年、2022年9月のダイビング活動の内容はこちらにまとめています

伊豆のダイビングスポットの季節による違いをまとめた記事はこちら

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伊豆での最適な時期はいつ?ダイビングを通じて季節の違いを感じてみませんか
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伊豆地方の天候トピックス

地点:静岡県稲取2023年9月前年9月
最高気温32.832.1
最低気温19.817.5
平均:日平均気温25.524.4
引用元:気象庁HP 各種データ・資料より
平年差(比)図より伊豆半島を抜粋
  • 平均気温年差は、+2.0〜+3.0℃
  • 降水量平年比は、40〜70%
  • 日照時間平年比は、120〜140%
  • 気温は、全国的にかなり高く、東・西日本では記録的に高かった
  • 降水量は、西日本太平洋側ではかなり少なかった
  • 日照時間は、東・西日本太平洋側と沖縄・奄美で多かった

暖かい空気に覆われるとともに、南から暖かい空気が流れ込みやすい時期がありました。また、近海の海面水温が記録的に高かったことも影響して、全国的に気温がかなり高くなりました。そのため、1946年の統計開始以降で、9月として東・西日本では1位の記録的な高温となりました。

月平均気温偏差も東日本で+3.1℃、西日本で+2.3℃となり、こちらも1946年の統計開始以降、9月として東・西日本では1 位の記録的な高温でした。旬平均気温では、中旬は、東日本で1位、西日本で1位タイ、下旬は、東日本と西日本ともに1位の高温となりました。

東・西日本では、太平洋側を中心に前線や低気圧の影響を受けにくく、月降水量は東日本太平洋側で少なく、西日本太平洋側ではかなり少なかった。

上旬には台風第 13 号と湿った空気の影響で、東日本太平洋側で記録的な大雨となった所もありました。

月平均気温の高い記録を更新した地方は、関東甲信越や東海地方など11地域とタイ記録が2地域にのぼりました。

9月の気候で1番の特徴は、平年よりも気温が高かったことです。「1946年の統計開始以降」の言葉が変わらず多いです。

まとめ:幼魚や季節来遊魚が増えて賑やかな海になっている

2023年9月の伊豆の大瀬崎とIOPでダイビングをした実績まとめ

2023年9月度のダイビング活動は、2日間で5本のダイビングを行い月間潜水時間が4時間22分でした。9月末でダイビング経験本数は581本になり、2023年は31本です。

訪れたダイビングスポットは、大瀬崎と伊豆海洋公園の2カ所です。伊豆海洋公園が透明度の良い日だったので、とても気持ちが良かったです。

9月でも水温は26℃あり、まだ5mmウエットスーツでも十分暖かくてダイビングを楽しめます。

海水の透明度が安定しないのが少し困りどころです。良い透明度で長く安定してくれるのを祈っています。

今月の出会い:ニシキフウライウオの抱卵、ニゲミズチンアナゴ、チンアナゴ、ベンケイハゼ、ミジンベニハゼ、ビシャモンエビ(ペア)、フリソデエビ、ガラスハゼ、クマドリカエルアンコウ、オオモンカエルアンコウ、ヨスジフエダイ、キンチャクダイ、レンテンヤッコ、フタスジリュウキュウスズメダイ、スミツキトノサマダイ幼魚、アマミスズメダイ幼魚、クマノミ幼魚、ユカタハタ幼魚、セトミノカサゴ、ネジリンボウ、ノコギリヨウジ、イシガキフグ、ヘラヤガラ、アオリイカ、など

日中の気温はまだ暖かい日が続いていて、海水温はまだ暖かいです。南の海から来た季節来遊魚や様々な幼魚が多く、海の中がとても賑やかな季節になりました

まだしばらくは、ウエットスーツでダイビングが楽しめる期間が続きます。ウェットスーツシーズンを最後まで楽しんでいきましょう。

では、また。どこかの海で。

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ABOUT ME
淳
元ダイブマスター/カメラ好き
スキューバダイビング歴10年目の現役ダイバーです。
伊豆半島のダイビングポイントをメインフィールドに、年間50本以上潜っています。
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※当ブログは「JIN:R」を利用しています。
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