【2022年10月版】伊豆のダイビング体験記:ダイビングスポットの海況レポート
ども。淳です。2022年10月のダイビング実績、ダイビングログブックを振り返りしていきます。
10月にもなると朝晩は肌寒い季節ですね。水温も少しずつ下がってきていますがまだウエットスーツでも海に入れます。
10月も5ミリワンピースとフードベストのウエットスーツでダイビングできました。
でも、そろそろ寒さ対策でドライスーツへ衣替えされるダイバーも増えてきましたね。
今月は大瀬崎で「アケボノハゼ」を見れたことが最大の出来事です。
では、海の中は生物情報も多く楽しい海が続いた10月のダイビングを振り返っていきます。
ダイビングも多数掲載
10月のダイビング実績
- ダイビング本数は6本
- ダイビング日数は3日間
- 月間潜水時間は276分(4時間36分)
今月は3日間もダイビングに行くことができました。週末が5回ありましたので3勝2敗です。
3連休がありましたが遠征はせずに、日帰りで伊豆のダイビングポイントを楽しみました。
徐々に水温も下がりはじめ、海から上がった後が寒さを感じる季節になりました。
- 伊豆海洋公園(東伊豆)
- 雲見(西伊豆)
- 大瀬崎(西伊豆)
都市型ショップのダイビングツアーで、
- 伊豆海洋公園(東伊豆)
- 雲見(西伊豆)
現地型ショップにお世話になり
- 大瀬崎(西伊豆)
という内訳です。
今でもオープンウォーターからお世話になってる都市型ショップのダイビングツアーに参加してます。
- みんなとワイワイしたいときやダイビングを楽しむ人が増えるお手伝いのときは都市型ショップ
- 純粋に自己中心的にダイビングを楽しみたいときは現地型ショップ
と使い分けてます。
普段はあまり行かない雲見にまで遠征してきました。秋になりキンメモドキが爆発的に増えてとても良い季節に潜りに行けて良かったです。
大瀬崎でアケボノハゼを初めて見れてとても嬉しかったです。
- ファンダイビング 542本
10月はダイビング本数6本でした。基本は日帰り2ダイビングなのでまずまずの結果です。今年後2ヶ月区切りよく550本は達成したいです。
今月は、ガイドダイビングがまだできなかったです。
だんだんと寒い季節になりダイビングをする人が減り始める季節になってしまいました。
年内にはガイドダイビングの本数を報告できるように頑張ろうと思います。
伊豆ならではの魅力が盛りだくさんのダイビングポット解説はこちら
訪れたダイビングポイント紹介
伊豆海洋公園
- ビーチダイビング
- ポイント名は1.5の根と砂地
- 天気は曇り時々晴れ、気温23℃
- 海況は波高く、うねり強い
- 水温は23℃
- 透明度は8〜10m
- 最大水深は、1本目20.1mと2本目29.3m
伊豆海洋公園のエントリー口の様子です。
この日は波も高くうねりも入っていて、なかなかハードな海況でした。
もちろんこんな高い波のときではなくて、タイミングを読んでもう少し低い波のときにエントリーします。
波は沖から陸に向かってきて海底にぶつかるところから発生します。
なので波高いのは大変ですが、外海に開けていて隆起に富んだダイナミックな海を楽しめることの裏返しなんです。
普段はもっと南の方に生息するアカハチハゼという魚です。
黄色い頭と頬を横切る線が特徴的です。
水深7m付近でうねりで体が左右に大きく振られる中、ずっとピッタリと寄り添う仲の良さでした。
移動中にふと目が止まったバラのような物体。海藻ではなくウミウシの卵なんです。
こんなに卵があっても周りに群れをなして生息する訳でもなく生存確率は低いのかもしれませんね。
砂地とゴロタ下のきわで見かけたガラスハゼです。珍しい生物ではないのですが透明感が割と好きです。
舞い上がった砂が雪のようで良い雰囲気の写真になりました。
このほかにも砂地では、アキアナゴが多数生息しています。そっと近づいてもコンデジでは上手に写真に収めるのは難しいですね。
雲見
- ボートダイビング
- ポイント名は牛着岩
- 天気は晴れ、気温24℃
- 海況は午後波少し
- 水温は23℃
- 透明度は〜5m
- 最大水深は、1本目19.2mと2本目18.6m
雲見は、地形が好きな人や冒険が好きな人にとてもおすすめのダイビングポイントです。
こちらは洞窟の中から出口に向かって撮った写真です。
天井が空いていない洞窟で、水中ライトが照らす範囲しか見えないです。ナイトダイビングのように月明かりもないので、より真っ暗な感じがします。
出口の青白い光を頼りに進んでいきます。
ダイバーひとりがギリギリ進める細い洞窟の先で、折り重なった巨石の隙間から外を見上げた写真です。
宮古島の洞窟ダイビングのように、引きの写真を撮るスペースがないのが残念です。
行き止まりになるのではと暗闇をドキドキしながら進む冒険感も楽しいです。
洞窟の中には、キンメモドキがたくさん住み着いているのも見所のひとつです。
こちらは少しだけ天井が開けていて光が降り注ぐ撮影スポットです。
ダイバーが通るたびに魚のカーテンのようにギリギリで視界が開ける不思議な感覚を味わえます。
こちらは洞窟の出口から撮りました。今はとても個体数が多く外にもたくさん溢れ出ています。
日帰りでこれだけの水中洞窟の探検を楽しめるところは少ないです。生物より地形派のダイバーにとてもおすすめです。
大瀬崎
- ビーチダイビング
- ポイント名は、外海・柵下と外海・一本松
- 天気は、晴れ、気温21℃
- 海況は、波、流れなく穏やか
- 水温は、23℃
- 透明度は、〜8m
- 最大水深は、1本目40mと2本目26.8m
アケボノハゼというとても綺麗で珍しい魚です。紫色の頭とピョンと立った背びれが特徴的です。
この写真ではかろうじて4匹写っていますが、あと1匹近くにいて全部で5匹確認できました。
普段は沖縄とかもっと南の海にいることの多い魚です。
普段は1匹でも目撃情報があればすごいのに日帰りできるダイビングポイントでたくさん見れるのは稀でとても嬉しかったです。
ニシキフウライウオという生物です。ギザギザなところが特徴でカッコ良いですよね。
写っているのはメスですが、近くにはオスもいてペアでゆらゆらとしてました。
クマドリカエルアンコウが今シーズンも出始めました。舞台の隈取りような紋様が特徴です。
カエルアンコウたちのよちよち感とクマドリ模様が重なってさらに愛らしいです。
少し育ってきて大きめの個体でしたがもっちりとした見た目で個人的には良かったです。
ナマコマルガザミというカニです。大きなナマコの表面にピッタリと張り付いています。甲羅の模様がナマコのそれと同じで擬態が素晴らしいです。
スケロウウミタケハゼという魚です。
ウミトサカに住み淡い色と相まって美しい魚です。
もう定番になりましたオオウミウマです。
耳の位置にあるヒレを使って移動する姿は可愛らしいです。
初めて出会った生物は4種類でした。
- アケボノハゼ
- ハナゴンベ
- スジクロユリハゼ
- ナマコマルガザミ
今回もハチジョウタツは見れず相性がよくない様子です。
ハナゴンベは深場にいるハナダイの仲間です。顔の模様が特徴的で美しい魚です。
アケボノハゼ狙いで、ハナゴンベに時間かけられず写真に収めることができませんでした。
次回出会えるのが楽しみです。
伊豆地方の天候トピックス
地点:静岡県稲取 | 2022年10月 | 前年10月 |
---|---|---|
最高気温 | 29.7 | 28.8 |
最低気温 | 11.1 | 11.5 |
平均:日最高気温 | 21.5 | 22.4 |
- 東日本では上旬の後半と中旬の終わり、下旬の中頃に強い寒気が流れ込んだため、月平均気 温は低かった。
- 東日本ではまとまった雨がなかったため月降水量は少なかった。
平年差(比)図を見ると
- 平均気温年差は、+0〜1.0℃
- 降水量平年比は、70〜100%
- 日照時間平年比は、80〜100%
- でした。
10月は気温が下がり急に冷え込みましたね。まとまった雨がないわりに天気もすっきりとせずの日々でした。
日中の気温が下がりすっかりと秋も深まってきました。ダイビング後の寒さが見に堪える季節が来てしまいました。
ドライスーツでダイビングされる方も段々と増えてきています。
ダイビングも多数掲載
まとめ:生涯ダイビング本数542本になった
- ダイビング本数は6本
- ダイビング日数は3日間
- 月間潜水時間は276分(4時間36分)
- 伊豆海洋公園(東伊豆)
- 雲見(西伊豆)
- 大瀬崎(西伊豆)
- ファンダイビング 542本
10月は5回あった週末の内、3回海に行くことができました。
今月はなんといっても「アケボノハゼ」に出逢えたことが一番の出来事です。
季節来遊魚たちで生物情報も多くなって楽しい海が続いています。
東伊豆と西伊豆ともに水温は23℃前後で安定しています。水中はウエットスーツでも寒くないのですが、海から上がった後、水面休息中が寒くなってきました。
防寒対策しながらダイビングを楽しみたいと思います。
では、また。どこかの海で。