【2024年6月版】|動画で満喫|伊豆のダイビング体験レポート

atsushi fujii
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淳

こんにちは、淳です。6月の伊豆でのダイビングの様子をお届けします。

  • 暑い日も多いので、そろそろ海に行きたいな
  • 例年透明度が下がる時期だけど、今行って大丈夫かな
  • 6月のダイビングスポットの様子はどんな状況なんだろう

初夏の陽気を感じる気候になり、今年もダイビングを始めようかと思う人が多いのではないでしょうか?

そこで、伊豆で有名なダイビングスポットである大瀬崎の6月の情報を動画を交えてシェアしていきます。

陸上はグングンと暖かくなりますが、海水温に急に変化はしていないです。天気が良くないとダイビング後は寒さを感じることもあります。まだドライスーツの人は多いですが、厚手のウェットスーツを持っている人は衣替えし始める季節です。

例年だと酷く透明度が落ちる春濁りの時期ですが、10mぐらい見えていてまだ平気です。

今シーズンにダイビングを始めたい人は、ライセンス講習におすすめ月間です。

伊豆ダイビングスポットの現状を知りたい人は、ぜひ最後まで読んでいってください。

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今月訪れた伊豆のダイビングスポット

  • 大瀬崎(西伊豆)で、2日間

6月のダイビングは、2日間です。西伊豆の初心者にもベテランにも人気の大瀬崎に訪れました。気温も高い日だったので、1日に3ダイビングしてきました。

大瀬崎(西伊豆)1日目
  • 3ビーチエントリー
  • ポイントは、湾内と先端
  • 天気は、晴れ。気温は、25℃
  • 海況は、流れもなく穏やか
  • 水温は、20℃
  • 透明度は、湾内が3〜10m、先端が5〜15m
  • 最大水深は、1本目14.8m、2本目 20.7m、3本目 20.4m

目立った流れもなく穏やかでした。

ただ、前日までの雨の影響で浅い水深の透明度が3mや5mと悪化していました。砂の地形なので、雨のシーズンは悪化しがちです。海藻のホンダワラがまだ生い茂り、本格的な春濁りはもう少し先のような印象です。

大瀬崎(西伊豆)2日目
  • 3ビーチエントリー
  • ポイントは、湾内と外海・1本松
  • 天気は、晴れ時々曇り。気温は、25℃
  • 海況は、湾内は流れもなく穏やか、外海は強い流れあり
  • 水温は、19℃
  • 透明度は、湾内が5〜10m、先端が7〜15m
  • 最大水深は、1本目20.3m、2本目 24.3m、3本目 25.7m

朝一は湾内にも風が入り表層が波立っていましたが、水中は流れもなく穏やかでした。午後の外海は、やや深い水深は強く流れていました。何かにつかまる程ではないですが、留まるためと進むためのフィンワークを使い分けないと移動できない潮の流れの強さです。

湾内も外海も15mから20mの水深まで潜ると、冷たくて透明度の良い潮が入っていました。

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夏季・6月のダイビングトピックス

実際に私がGoProでダイビングの様子を撮影してきた動画です。

1日目の動画がこちらです。

2日目の動画がこちらです。

見れた生き物と水中の様子

2024年6月のダイビングの体験で見たサカタザメ

今月の出会い:サカタザメ、アキアナゴ、ネジリンボウ、イロカエルアンコウ、アオリイカ

今月初めての出会いはありませんでした。

でも、サカタザメやアキアナゴを大瀬崎で見ることがなかったので、嬉しい驚きです。私の印象では東伊豆の伊豆海洋公園で、サカタザメやアキアナゴは見ることが多いです。

サカタザメは深海に住むサメで、時々ダイビングをする水深まで上がってくることがあります。攻撃的なサメではないです。

そろそろアオリイカの産卵シーズンではありますが、6月初旬は1匹見かけただけでした。

ダイビングスーツのトレンド

大瀬崎ではまだドライスーツを着用している方が、現地ガイドもゲストも多いです。

ただ、ウェットスーツに衣替えしている方も、どんどん増えています。ロクハンやフードベストで寒さ対策ができているなら、水温に対応できる状況です。

5mmウェットスーツだけでは、まだ寒いです。ライセンス講習を受けられるのであれば、フードベストは借りたほうが良いです。

昨年、2023年6月は、大瀬崎の隣にあるダイビングポイントの井田に訪れていました。水温は22℃と今年より3℃高く、透明度は5〜8mなので少し悪かったです。

アオリイカが産卵床にたくさん集まりすごい光景が見れるという情報で、数年ぶりに潜りに行っていました。私が訪れたときには、準備した産卵床が一杯とタイミングを外してしまい見れずじまいでした。

淳

自然のことは運やタイミングが必要で、なかなか難しいですね。

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ダイビングの実績まとめ

私のダイビング実績と、ダイビングの中心地である伊豆地方の天候トピックスです。

  • 6月単月:9本(2日間)
  • 月間潜水時間:210分(3時間30分)
  • 2024年累計:14本
  • 経験本数:608本

今月も2日間で継続できました。いつもは1日2ダイブのところ、3ダイブと多めにダイビングをしてきました。

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伊豆地方の天候トピックス

地点:静岡県稲取2024年6月前年月
最高気温(℃)32.131.4
最低気温(℃)15.516.1
平均:日平均気温21.721.9
引用元:気象庁ホームページ 各種データ・資料より

気温は、北・東日本でかなり高かった

降水量は、北日本太平洋側でかなり少なかった。一方、東日本太平洋側と沖縄・奄美でかなり多かった

日照時間は、北・東日本太平洋側と東日本日本海側でかなり多かった

気象庁ホームページ「日本の気候の特徴と見通し」より一部抜粋
平年差(比)図より伊豆半島を抜粋
  • 平均気温年差は、0.0〜+1.0
  • 降水量平年比は、170〜300
  • 日照時間平年比は、120〜140

本州で梅雨入りが平年より2週間以上遅くなった場所もあり、関東甲信越地方は21日ごろの梅雨入りでした。日照時間の多さは、梅雨入りの遅れが影響しました。

まとめ:ウェットスーツの季節まで後一歩

2024年6月に訪れたダイビングスポットは、西伊豆エリアの大瀬崎の1カ所です。

海水温は5月とほぼ変わらず、19℃と20℃でした。同じ水温でも季節が進み気温が上がったことで比較的快適でした。

浮遊物が多く白濁感がある水深と、綺麗だけれど少し水温の低い水深がある状態でした。4月に訪れた大瀬崎のときと大きく違わないホンダワラが生い茂る風景が広がっていました。このまま大きく透明度が悪化せずに済むのかがみものです。

ダイビングスーツは、まだドライスーツ着用の方が多いです。水温は19℃、20℃で冷たさを感じます。天気が悪いと体温の回復は難しいので、5ミリウェットスーツやフードベストはまだおすすめではないです。

今月は、深海に住むサカタザメとの出会いがありました。サメに出会うことは珍しいのでとても嬉しかったです。

7月はいよいよ本格的な夏到来です。どのような出会いがあるのか楽しみです。

では、また。どこかの海で。

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淳
ダイブマスター/カメラ好き
スキューバダイビング歴10年目の現役ダイバーです。
伊豆半島のダイビングポイントをメインフィールドに、年間50本以上潜っています。
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※当ブログは「JIN:R」を利用しています。
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