【2022年8月版】伊豆のダイビング体験記:ダイビングスポットの海況レポート
ども。淳です。2022年8月のダイビングのログブックを振り返って行きます。
夏本番の海遊びシーズン本番の8月に行ったダイビングログをまとめてお届けします。
訪問したダイビングポイントの感想と出会った生物情報をまとめてます。
みなさまのダイビング計画にお役立て頂けると嬉しいです。
8月のダイビング実績
- ダイビング本数は8本
- ダイビング日数は4日間
- 月間潜水時間は340分(5時間40分)
今月はお盆期間もあり、ファンダイビングに4日間も行くことができました。
ダイブマスター講習もあり潜水時間はちょっと短くなっています。
- 雲見(西伊豆)
- 伊東(東伊豆)
- 伊豆海洋公園(東伊豆)
- 大瀬崎(西伊豆)
4日間で4カ所のダイビングポイントを訪れました。
いつもお世話になっている都市型ショップのダイビングツアーで
- 雲見
- 伊東
- 伊豆海洋公園
現地型ショップを利用したダイビングで
- 大瀬崎
という内訳です。
現地型ショップを利用するときは、マイカー移動のソロ活動です。
- ファンダイビング 532本
- 前月実績はファンダイビング 524本
ファンダイビング本数530本を突破しました。
来月もダイビング予約済みです。着実に本数重ねていきます。
訪れたダイビングポイント紹介
雲見
- ポイント名は牛着岩x2本
- ボートダイビング
- 天気は雨、気温29℃
- 海況は波高、うねり中〜大
- 水温は1本目22℃、2本目26℃
- 透明度は5〜12m
- 最大水深は1本目22.4m、2本目17.5m
当日は神子元でダイビング予定でした。でも台風8号の影響でクローズになってしまいました。
急遽目的地を西伊豆・雲見へ変更してダイビングをしました。
台風のうねりの影響がまだ少なくて、普段行かない特別感のあるダイビングポイントです。
雲見の楽しみ方といえば、洞窟めぐりが王道の地形派のダイバー向きのポイントです。
人ひとりがやっと通れるくらいの細い洞窟もあり探検してる感が味わえます。
安全停止に入る直前に、雲見では初めてバラクーダが見れました。
西伊豆のダイビングポイントでも見ることできるのですね。
伊豆定番のキンギョハナダイです。
見かけるとついつい写真を撮ってしまう魚です。
伊東
- ポイント名は、五島根南と白根中
- ボートダイビング
- 天気は曇りのち晴れ、気温31℃
- 海況は波なし、うねり小
- 水温は1本目23℃、2本目23℃
- 透明度は8〜10m
- 最大水深は1本目22.3m、2本目20.3m
伊東は初訪問でずっと気になっていたダイビングポイントです。
台風8号の影響でクローズになるかと心配していました。
当日は台風一過で思いのほか、うねりと波の収まりが早く無事オープンしました。
期間限定ポイントの五島根でもダイビングできました。
シラコダイやキンギョハナダイが根に群れていて圧巻のダイビングポイントでした。
マクロな視点で群れと共に泳いでるだけで楽しかったです。
こちらはタカベの壁です。ほんとに壁かと思うほどたくさん群れていました。
五島根はもちろん、看板ポイントの白根もとても魚影が濃く、群れがすごくて圧巻でした。
伊東のボートポイントはソフトコーラルなども元気でカラフルかつ豊かな海の印象が強く残りました。
伊豆海洋公園
- ポイント名は、ビーチ・カケアガリ上とビーチ・砂地ポスト〜1の根上
- ビーチダイビング
- 天気は曇り、気温26℃
- 海況は波高、うねり中
- 水温は1本目24℃、2本目25℃
- 透明度は5〜10m
- 最大水深は1本目6.6m、2本目23.3m
ダイブマスターの海洋講習を受講した日です。
この日は遠くの台風11号と秋雨前線の影響で風が強く、だんだんと風向きが変わりました。
正午近くには腰〜胸に達する大きな波が入るようになりました。
海洋講習は
- オープンウォーターでの海洋講習のスキル内容をお手本のようにする
- NAUIの認定潜水の手法で潜降と浮上をする
- 自分に起きた問題解決をする
という課題でした。
オープンウォーターの海洋講習スキルは、
- マスク脱着やレギュレーターリカバリやBC脱着など器材に関すること
- 緊急スイミングアセントやオプトパスブリージングアセントの緊急浮上
などの基本スキルをギリギリではなくお手本のようにできるかか確認されました。
NAUIの認定潜水は、オープンウォーターのテキストに書かれた通りの正しい手順を遵守する潜水方法です。
ざっくり言うと事細かく決められた伝統の潜降方法を再現するってことです。
自分に問題解決は、ほぼあり得ないが高ストレスな事態に耐えてダイビングすることです。
項目は解決とついてますが解決せずに1本のダイビング中ストレスに耐える訓練です。
課せられた問題は、フィンは片足だけで、水中マスクのストラップは外し、水中マスクの曇り止め禁止という設定でした。
そんな状態本当に起こるの?って思いますが、これ以下の状態なら大丈夫と言うことが確認できたのかもしれません。
講習でしたのでこの日は写真撮影なしでした。
大瀬崎
- ポイント名は、外海・一本松と湾内・左側
- ビーチダイビング
- 天気は晴れ、気温30℃
- 海況は風波がすこし、外海はうねりと流れがほんの少し
- 水温は1本目24℃、2本目27℃
- 透明度は5〜10m
- 最大水深は1本目27.2m、2本目22.9m
現地型ショップでマンツーマンダイビングしました。
ガイドさんに気を遣って頂けるありがたみを享受して、気兼ねなくカメラ集中できました。
黒潮を思わせる青い潮が入っていました。ただ、うねりで段々と白濁してきたので後半はちょっと透明度が落ちたように感じました。
大瀬崎の湾内で枝珊瑚の移植が行われているのを初めて知りました。
ガイドさんに聞くと「もう数年経ちますよ」ってことで私の情報感度低すぎですね。
様々な幼魚が住み着いて良い隠れ家になってました。
珊瑚の奥の方に沖縄ではお馴染みのフタスジリュウキュウウミスズメが隠れてます。見えますか?
自分で見つけて変わったミノカサゴだなぁと思って撮ったのが、シマヒメヤマノカミという名前でした。
ガイドの反応的にもレア種ではなさそうです。ただ、初耳の名前なので今回一番嬉しい出会いです。
ヒレが大きく透明でゆらゆらと優雅です。
マツカサウオは案外ちゃんと見たことなくて写真に収めたのは初めてです。
このマツカサウオは恥ずかしがり屋なのか岩の窪みに入り込み出てきてはくれなかったです。
幼魚(yg)の季節です。特にミツボシクロススズメダイygの子沢山感がすごかったです。
よく見ると物凄い数の目と目が合います。
アカオビハナダイは他のハナダイ群れに少し混ざっているイメージを持ってました。
他のダイビングポイントでいつもハナダイの群れが入れば混ざっていないかなと探していました。
でも今の湾内にはアカオビハナダイの群れがあり、ありがたみが少なかったです。
一匹だけいたチンアナゴです。
砂地の穴に住む生物へジリジリとにじり寄りながら写真を撮るのが楽しいです。
ガイドさんは必死に頑張ってくれましたが、ボロカサゴとハチジョウタツとにはご縁がなく出会えませんでした。
伊豆ならではの魅力が盛りだくさんのダイビングポット解説はこちら
天候のトピックス
地点:稲取 | 2022年8月 | 前年8月 |
---|---|---|
最高気温 | 36.5 | 33.8 |
最低気温 | 21.2 | 19.3 |
日最高気温 | 30.7 | 29.9 |
中旬の東日本の太平洋側では、暖かく湿った空気の影響を受けやすく、また、13日に伊豆半島に上陸した台風第8号の影響でまとまった雨が降り月降水量が多く月間日照時間は少なかった。
平年差(比)図を確認すると東伊豆や西伊豆のエリアは、
- 平均気温年差は、+0〜1℃
- 降水量平年比は、130〜170%
- 日照時間平年比は、80〜100%
でした。
最高気温は前年より高かったものの、晴れの日が少なかった8月だったことが分かります。
しかも皆さんも楽しみにしていたお盆休み期間に台風8号が、ダイビングのポイントが集まる伊豆半島に上陸しました。
台風8号の影響を受けて神子元でハンマーヘッドシャークに逢う予定も変更を余儀なくされました。
台風通過後はうねりなど影響があまり残ることなく、翌日から多くのダイビングポイントがオープンしていたのは不幸中の幸いです。
まとめ:生涯ダイビング本数532本になった
- ダイビング本数は8本
- ダイビング日数は4日間
- 月間潜水時間は340分(5時間40分)
- 雲見(西伊豆)
- 伊東(東伊豆)
- 伊豆海洋公園(東伊豆)
- 大瀬崎(西伊豆)
- ファンダイビング 532本
- 前月実績はファンダイビング 524本
月に4日間ダイビングに行けたのは、月平均2日間だったので個人的には多い方です。
台風8号の影響で楽しみにしていたダイビングポイント2つの内、神子元がクローズになってしまいました。
もう一つの初ダイビングポイントの伊東は無事に訪問できました。
伊東のボートポイントは予想以上に群れがすごくて豊かな海に圧倒されました。
今月の初めての出逢いは、シマヒメヤマノカミの1種類です。
ダイビングは特別なものではなく日帰りでも楽しめる身近なレジャーと感じてもらえたら嬉しいです。
では。またどこかの海で!