沖縄へ旅行するならダイビングがメインという方の最適プラン
私の体験から、沖縄でダイビングに特化した最適プランをご紹介したいと思います
沖縄へダイビングの旅行を計画すると、予算は6桁越えになってしまいます。そんな一大イベントでハズレは引きたくないと思う方も多いと思います。
そこで沖縄リピーターのベテランダイバーが、2024年8月に旅した現状の最適解を記事にまとめました。ダイビングは自然の中で遊ぶマリンアクティビティなので絶対はありませんが、台風の多い沖縄でも後悔しない旅行プランにするヒントをご紹介します。
国内屈指のダイビングスポットの集まる沖縄で、ダイビングを楽しみたいと計画している方はぜひ最後まで読んでください。
沖縄でダイビングなら「那覇泊で慶良間」を推す理由
この記事は、2024年8月初めに東京から沖縄へ旅行した体験をベースにしています。
ダイビング三昧ができて、夕食は市内で沖縄料理やお酒も楽しめるおすすめのプランをご紹介します。
ダイビングポイントの目的地設定
ひと言で沖縄といっても本島や慶良間諸島など、ダイビングエリアは何カ所もあります。
この記事では、離島の慶良間に沢山あるダイビングスポットが目的地です。
ただ、海に行けない場合のリスク回避のために、座間味島や渡嘉敷島には滞在しないで、那覇市内からダイビングボートで慶良間への日帰りダイビングをします。
確かに離島に泊まると、
- 慶良間諸島の奥側のポイントにも行ける
- 少人数のボートでポイントまで近い
という話もよく聞きます。
ごもっともな意見で、私は泊まったことがないのでなんとも言えないところがあります。
でも、那覇市内の泊港から慶良間のポイントまで、40分から50分で到着するので、日帰りで通えない距離ではないです。また、結局は乗船しているダイバーのレベルと風向き、潮流の情報でポイントは決まるので、奥側に行けるから良いとはならないんですよね。
沖縄のマリンアクティビティの大敵は、前線と台風です。
晴れていたとしても、台風が近かったり通過してすぐは時化ていて、海に入れないこともあります。台風直撃でもなければ本島の場合、泣く泣く沖縄観光に切り替えることも可能です。
座間味島や渡嘉敷島に向かうには、那覇空港から泊港に行ってフェリーに乗り継ぎが必要です。どちらも基本的に1日1便のフェリーと1日2便の高速船と本数は決して多くありません。
離島への移動の手間と時間が増えて、天候次第では旅行が台無しデメリットと、どっぷりダイビングを楽しめる環境が欲しいかを慎重に天秤にかけて選ぶ必要があります。
那覇から慶良間諸島へのダイビングツアーの基本型
DUNK DIVING ENTERTAINMENTのようなダイビングショップで、那覇市内の港から毎日出港のダイビングツアーがたくさんあります。
那覇市内のホテル送迎に対応した1日3ダイビングのツアーで、19,800円(税込)と平均的なお手頃の価格と言えます。
(2024年8月現在「レンタル器材込の誰でも割」の価格)
直接ダイビングガイドをしていただいたことはないのですが、DUNKのらら号には何度か乗船したことがあります。
体験ダイビングの方とも乗合なので、比較的安定した海況のポイントを選ぶボートです。1本目と2本目は、ボートのアンカーを打ってのダイビング、3本目は、ドリフトダイビングが基本パターンです。
もっとアグレッシブなダイビングを楽しみたければ、ドリフトダイビングのみやライセンス保有者のみのボートなどを探してみるなど好みに合わせた選択も可能です。
DUNK DIVING ENTERTAINMENT主催【沖縄・1日・体験ダイビング】ケラマブルーに夢中!体験2ダイブ&シュノーケル沖縄へダイビング旅行する私の最適プラン
羽田空港から那覇空港へ移動日です。
羽田空港14時50分発で那覇空港17時20着のフライトです。
滞在期間中は、ダイビング三昧の日々を過ごします。
ダイビングツアーは、3日間がおすすめです。1日間だけは物足りないだけではなく、2日、3日あれば珍しい生き物に出会うチャンスが増え、海の状態が悪い日ばかりになる可能性が低くなります。
4日間以降は、ダイビングスポットがカブることが増えるので、ちょっと飽きたり体力的にしんどいかもしれないです。
那覇空港から羽田空港へ移動日です。
最終日はダイビングできないので、お土産を買ったりして帰路に着きます。
那覇空港11時発で羽田空港13時30着のフライトです。
飛行機予約のこと
飛行機を使うダイビングの旅行計画で決まっているのは、初日と最終日は移動がメインになることです。
慶良間へのダイビングツアーは朝早くに出発するので、那覇へ到着日はツアーに参加できません。
健康上の理由から最終日のダイビングが終わって24時間は飛行機に乗れないため、那覇から出発日はダイビングができないです。
両日ともは時間を調整しても、半日程度しか観光時間は取れないのであまり遠出は難しいでしょう。
ダイビングに行けないのであれば、早く到着する必要がなくなり、帰りも朝ゆっくり行動して安い便で良いですよね。高い料金設定のフライトにするともったいです。
今回私は、マリオットボンヴォイ・アメックスで貯めたポイントをJALマイルへ交換して、特典航空券で予約しました。航空会社にJALを選んだのはマイルが使いやすいからです。
マリオットポイントを20,000ポイント一括でJALマイレージに交換すると、5,000マイレージのボーナスがつくのも嬉しいポイントです。羽田空港や那覇空港のラウンジを無料で利用できて、ソフトドリンクを飲みながら時間調整できるのも助かります。
羽田空港と那覇空港のフライトは、最低が9,000マイルで、時間帯により9,200や9,400などがあります。
必要なJALマイル数ができるだけ少なく、空港への移動がしやすい時間を選び、2024年8月の羽田空港14時50分発と那覇空港11時発の往復で18,400マイルでした。
フルサービスキャリアを選ぶ理由は、約2時間半とちょっと長めのフライト時間を快適に過ごしたいことと、おまけ要素でダイビング器材の発送料金があります。
東京から那覇のダイビングショップへ器材を発送すると、ゆうパックで2,740円でした。(140サイズ、持込割引120円)台風などが無ければ、中1日から指定できます。
帰りは、那覇空港に持ち込みJALのカウンターで手続きすれば、1,050円の運賃で発送できて、帰宅日の翌日の朝イチに届きます。
今回の沖縄旅行で発見した那覇空港内でおすすめの食事処が空港食堂です。
場所が1階到着ロビーの端で目立ちにくいけれど、2階のフードコートで食べるよりもリーズナブルです。
到着のときにはゴーヤチャンプルを、出発のときにはポーク玉子をいただきました。旅行感は少なく街の食堂のようですが、沖縄料理が揃っていてボリューム十分で美味しかったです。
沖縄のスーパーにはだいたいお土産物コーナーがあり、ゆいレールの小禄駅のイオンは大型で駅と繋がっていてお土産を買うのにも便利です。
那覇市内の宿泊先ホテルのこと
ダイビング目的でホテルを選ぶときに、大切なポイントが2つあります。
- 那覇市内のホテル
- モノレール駅が徒歩圏内
那覇市内のホテルにする理由は、ダイビングショップの多くは那覇市内のホテルへ送迎に対応しているからです。
ホテル名を挙げてはいないですが、遠いと送迎が無理だったり、朝早い時間の迎えになってしまうので注意です。
慶良間諸島へ向かうダイビングボートは、多くが泊港や三重城港(波の上うみそら公園の隣)から出港します。港との位置関係も気を配ってみましょう。
モノレール駅が徒歩圏内が良いのは、もちろん移動に困らないためです。
ダイビングがメインの旅行だと車を使う時間が少なく、レンタカーを借りる必要性がほとんどないです。ホテルとダイビングショップの間は送迎で移動して、朝早くにダイビングボートに乗り夕方に戻ります。
レンタカーが無いと、那覇空港とホテル間の移動がスムーズであることだけが、旅行の快適さを左右します。
アフターダイビングの楽しみにも影響します。
モノレールの県庁前駅と牧志駅が国際通りの入り口に近く、夕食などに行けるお店が多いです。また、旭橋駅には有名なジャッキーステーキハウスなど、夕食が取れる場所が多くあります。
沖縄モノレールは、OKICAを使うと通常隣駅まで230円のところ150円で乗車可能になります。
両方のポイントを押さえているのが、「沖縄 ハーバービューホテル」で、立地とコスパが良くておすすめできるホテルです。
同じ駅前にはドン・キホーテもあり、最寄りの壺川駅からスーツケースを引きながら実質徒歩10分でした。ダイビングボートが出る両方の港にも向いやすい地域です。
沖縄滞在中のダイビングのスケジュール感
朝食を食べて水着を着用した状態で、ダイビングショップの送迎車待ちします。
泊港に到着したら、ダイビング器材のセッティングを済ませて、動作確認と忘れ物ないかを確認します。
ダイビングボートが出航する前に、ウェットスーツへ着替えをします。着替えをしない場合は、ライフジャケットの着用が必要です。
1ダイブ目は9時頃エントリーして、10時半までには2ダイブ目スタートです。昼食後に12時半に3ダイブ目スタートします。
1本目と2本目はボートを停めるアンカリング、3本目はドリフトダイビングが基本のセットです。
3本目のダイビングが終わったらボートのシャワーを浴びて、着替えてライフジャケットを着用して戻ります。
ログブックを書くなどが終わったら、ホテルに送っていただけます。
諸々支度したら16時過ぎで17時になる前には夕食に出かけられる状態です。
潜水時間は40分前後が目安で、潜水時間が限られるのが乗合船の弱点です。写真にこだわる方だと50分60分潜る場合もあるかと思いますので、窮屈さを感じるかもしれません。
宿泊先「沖縄ハーバービューホテル」レビュー
沖縄ハーバービューホテル「ホテル名称」の由来
沖縄ハーバービューホテルは、1972年の本土復帰を記念し、1975 年に開催されました沖縄国際海洋博覧会を契機に那覇市における本格的な「都市ホテル」として建設されました。「ハーバービュー」の名称は、敷地が琉球列島米国民政府職員などの在沖アメリカ人による会員制社交クラブ「HARBOR VIEW CLUB」の跡地であったことに由来し、また建設当時は近くに川があり、それを一望する事ができたことから「ハーバービュー」という名称が今でも残っています。
沖縄ハーバービューホテルは、約50年間の歴史と格式高さを感じさせるホテルです。
エントランスやロビーフロアーは、ビジネスホテルとは一線を画す趣を感じます。
南館最上階 ツインルームのレビュー
小高い丘の上に建つ立地の良さで、部屋の窓からの見晴らしがとても良いです。
今回のお部屋は、南館最上階のツインルームでした。圧迫感のない余裕のある広さです。
ベットは少し広めで、ウォークインのクローゼットもあります。
トイレとシャワーの水回りは一部屋にまとまっています。
シティーホテルにありがちなコンパクトなユニットバスとは違い、余裕のある水回りです。
空のミニ冷蔵庫とコップなどからトリーも十分な数が備え付けられています。
ホテルロビーの重厚感を崩さないような配置の1Fの奥にコンビニがあります。ホテルを出ずにちょっとした買い物ができてとても便利です。
廊下や部屋の設備は、決して新しくはないけれど、お手入れは行き届いていて清潔感があり申し分ないです。
受付でカードキーと一緒に、宿泊者用のフリーWi-FiのIDとパスワードがもらえます。
沖縄ハーバービューホテルは、楽天トラベルから予約可能です。
チェックインのときに「Rakuten Travel LOUNGE」のカードがもらえます。
コーヒーやさんぴん茶、オレンジジュースなどのソフトドリンクとマウスウィッシュなどのアメニティーが置いてあります。
写真のような充電ポートも置いてありました。
モーニングブッフェが豪華で美味しかったです。
オーダー式のオムレツとハンバーガーが、ホテルの目玉料理です。ミニサイズですが、朝から肉肉しいハンバーガーが食べられます。
ただ、7時からオープンなので、ダイビングに行かない日の最終日ぐらいしか食べる機会がないのが残念です。
沖縄ハーバービューホテルから各所へのアクセス
沖縄ハーバービューホテルの最寄り駅は、ゆいレール壺川駅です。那覇空港駅から4駅目で10分ぐらいで着きます。
壺川駅からはスーツケースを引きながら歩いて10分かかりました。国道330を越えたあたりから坂のある住宅街になります。陽の傾いた夕方でしたが、ひと汗かいてしまいました。
国際通りの入り口や県庁前駅へは歩いて15分ぐらいで到着します。繁華街へもアクセスが良いので、夕食や観光に困らないです。
チェックアウトしても受付でスーツケース預かっていだけるので、飛行機までの少しの間に観光することも可能です。
小高い丘の上の住宅街の中にあり、駅や繁華街に近い割には、見晴らしがよく静かで良いのですが、歩いて移動できるギリギリの距離です。
沖縄へダイビングが目的の旅行で来た方のおすすめプラン
【早割120】好立地なロケーション☆都会の喧騒を忘れて寛げるアーバンホテルステイ
【さき楽120】好立地なロケーション☆都会の喧騒を忘れて寛げるアーバンホテルステイ
公式ページでは「早割」、楽天トラベルだと「さき楽」と呼び名が変わりますがシステムは同じです。
120日前までの予約で最大30%OFFのプランです。
スタンダードツインを1名1室で1泊7,000円から予約できます。
(CLUB ORIENTALメンバーだと、さらに10%OFFの6,300円になります。)
楽天トラベルから予約すると6.5%の楽天ポイント進呈があります。
早割90や早割45のプランでは、それぞれ25%OFFや20%OFFで予約できます。
沖縄のような遠くへの旅行の場合、飛行機も予約しないといけないので、ギリギリのタイミングで予約することは少ないと思います。
特に、ダイビング目的の場合は、人気の季節やダイビングショップの受け入れを考えると、飛行機よりも早めの計画が必要になります。
そのため、120日前の予約も不可能ではないでしょう。
まとめ:那覇ホテルステイで慶良間でダイビングしよう
憧れの沖縄の海で、ダイビングを楽しむための最適プランを実体験とともにご紹介しました。
ダイビングスポットの目的地は、ケラマブルーを堪能するべく、慶良間諸島に設定しています。
海況が悪い日程になってしまった場合のリスク回避と移動疲れの軽減、沖縄本島から日帰りでも無理なく十分に楽しめることから、那覇のホテル泊のプランにしています。
ホテル多く選ぶのに迷いますが、この記事で紹介した「沖縄ハーバービューホテル」のようなモノレール駅が徒歩圏内のホテルを選べば、ダイビングも那覇市内や近郊の観光も可能です。
ダイビングショップのツアーでは、那覇市内のホテルの送迎に対応している場合が多いです。そのため、ホテルにチェックインしてしまえば、移動の心配はなくなります。
ダイビング目的の沖縄旅行だと、大きな予算を使った一大イベントになります。ぜひ、参考にしていただいて、楽しいダイビング旅行になさってください。