【2024年7月版】|動画で満喫|伊豆のダイビング体験レポート

atsushi fujii
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  • GoPro11で撮影した伊豆や沖縄でのダイビングのビデオを、Adobe Premiere Proで編集して毎週末更新
  • コンセプトは「臨場感ある動画を見て、実際にダイビングを体験したつもりになってもらう」こと

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淳

こんにちは、淳です。梅雨明けが待ち遠しい7月のダイビングの様子をお届けします。

  • 海開きの時期で、今年も海に行きたいな
  • 7月の伊豆のダイビングスポットはどんな状況なんだろうか

真夏日が続き、プール営業や海開きの話題を耳にする機会が増えて、ダイビングの計画を立てようと思う人も多いのではないでしょうか?

そこで、伊豆で有名なダイビングスポットの大瀬崎の7月の情報を動画を交えてシェアしていきます。

気温は30℃前後の日が多く、海水温も徐々に温かくなり始めました。ほとんど、ウェットスーツに衣替えが進みましたが、5mmウェットスーツだけだと海中で寒さは感じます。

淳

伊豆だと海水浴のように首都圏から日帰りが可能ですよ。

伊豆ダイビングスポットの現状を知りたい人は、ぜひ最後まで読んでいってください。

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今月訪れた伊豆のダイビングスポット

  • 大瀬崎(西伊豆)

7月のダイビングは、1日間です。初心者にもベテランの方にも人気の、大瀬崎に訪れました。

大瀬崎(西伊豆)
  • 2ビーチエントリー
  • ポイントは、湾内と先端
  • 天気は、曇り時々晴れ、気温は29℃
  • 海況は、流れがなく穏やか
  • 水温は、24℃
  • 透明度は、湾内で3〜5m、先端で3〜12m
  • 最大水深は、湾内25.4mと先端28.6m

目立った流れや波、うねりがなく、穏やかなダイビングスポットでした。

ただ、7〜8mまでの浅い水深では透明度が3mしかありませんでした。ガイドから離れて予想外の位置にいると、見落とされる可能性のあるレベルです。

印象的だった海藻のホンダワラは一部に残るだけになり、季節の進みを感じます。

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夏季・7月のダイビングトピックス

実際に私がGoProでダイビングの様子を撮影してきた動画です。

見れた生き物と水中の様子

始めてみた生き物:ハナオコゼ

今月の出会い:ハタタテハゼ、カシワハナダイ(オス)、クマドリカエルアンコウ、キツネベラ幼魚、ニシキフウライウオ、イシガキフグ、ハコフグ幼魚、イソコンペイトウガニ、ベニカエルアンコウ、ホカケハナダイ

初めての出会いは、ハナオコゼです。オコゼの名前がついていますが、カエルアンコウの仲間です。一生を流れ藻で生活すると言われ、水面近くの遊泳区域を示すロープにいました。

数多くのハタタテハゼが先端のポイントで見れています。毎年数匹は見られますが、沖縄のようなまとまった数が見れるのは珍しいです。

寒さに強い個体だったのか、この冬の水温が高かったのか、越冬したクマドリカエルアンコウがいました。大きく育ちすぎることなく美肌のままで、見た目も可愛いままでした。

特に湾内は、浮遊物が目立ち透明度が悪かったです。先端は、浅い水深の透明度が悪かったですが、深く降りていくと綺麗でした。ただ、浅い水深の透明度が悪いと、光が届きにくく暗くなりがちです。

ダイビングスーツのトレンド

水温が24℃まで高まり、気温も29℃と暑くなりました。

気温も水温も上昇して、ウェットスーツの方が多数派になりました。

海中ではやや寒さを感じるものの晴れた日は、5mmウェットスーツでも大丈夫な環境になってきました。

快適に2ダイビング、3ダイビングを潜るには、フードベストで冷たさへの対策をするか、ロクハンなど厚手のスーツが必要です。

大瀬崎海水浴場がオープンして、水着でも海に入れる状況です。それでも、45分間も連続して海に浸かっていると、身体は冷えてしまいます。

2023年7月のダイビングを振り返り

昨年7月は、土肥、伊豆海洋公園、大瀬崎と3日間もダイビングしていました。

水温は23℃で今年と同じくらい、透明度は5〜8mで去年の方が少し良かったです。

土肥はハナゴンベが浅い水深にいると情報で、数年ぶりに訪れていました。

スジクロユリハゼ、ミホノハゴロモハゼと珍しいハゼとの出会いが多く、西伊豆ではビゼンクラゲが大量発生していました。

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ダイビングの実績まとめ

私のダイビング実績と、ダイビングの中心地である伊豆地方の天候トピックスです。

  • 7月単月:2本(1日間)
  • 月間潜水時間:90分(1時間30分)
  • 2024年累計:16本
  • 経験本数:610本

今月もダイビング継続できました。気温も水温も暖かくなり、1ダイビングの潜水時間を長く取れるようになってきました。

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伊豆地方の天候トピックス

地点:静岡県稲取2024年7月前年月
最高気温(℃)36.033.8
最低気温(℃)21.519.5
平均:日平均気温27.626.3
引用元:気象庁ホームページ 各種データ・資料より
  • 気温は、全国的にかなり高かった。日本の月平均気温は1898年以降で7月として最も高かった
  • 降水量は、北日本日本海側でかなり多かった
  • 日照時間は、沖縄・奄美でかなり多かった
気象庁ホームページ「日本の気候の特徴と見通し」より一部抜粋
平年差(比)図より伊豆半島を抜粋
  • 平均気温年差は、+2.0〜+3.0
  • 降水量平年比は、70〜100
  • 日照時間平年比は、120〜140

7月は気温の高さが際立ちました。1946年の統計開始以降、7月としての月平均気温年差が沖縄・奄美では1位、東日本では、1位タイでした。全国153の気象台等のうち62地点で、月平均気温が7月として歴代1位を記録しました。

地球温暖化などの長期的な気候変動の監視に使う、日本の月平均気温の基準値からの偏差は+2.16℃でした。統計を開始した1898年以降の7月として、昨年の記録を更に更新して、最も高くなりました。

まとめ:ウェットスーツで楽しめる季節到来

2024年7月に訪れたダイビングスポットは、西伊豆エリアの大瀬崎の1箇所です。

海水温が24℃まで上昇し、気温も高く、ウェットスーツで楽しめる季節になりました。海水浴場もオープンして、短時間であれば海水で体温が冷えることはないのです。ただ、ダイビングではまだ5mmウェットスーツだと、2本目、3本目になると寒さを感じる可能性があります。ロクハンやフードベストがあると、ダイビング中も快適です。

水深10mより浅い場所は、透明度が悪いです。水深を下げると少し透明度がよくなりますが、光が届きにくいので少し暗さを感じます。

ダイビングスーツは、ウェットスーツに衣替えした方がほとんどです。フードベストなどで少し冷え対策をすると、5mmウェットスーツでも楽しめる水温まで上昇しました。

今月は、ハナオコゼとの初めての出会いがありました。流れ藻で生活する種類で1箇所に留まりにくいので、タイミングよく見れてよかったです。

伊豆では珍しくハタタテハゼがたくさん姿を見せています。近くの海の、難しくないポイントで見れるのは嬉しいです。

8月はいよいよ夏本番です。海も海の周辺も、1番賑わう季節で、どのような出会いがあるのか楽しみです。

では、また。どこかの海で。

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淳
元ダイブマスター/カメラ好き
スキューバダイビング歴10年目の現役ダイバーです。
伊豆半島のダイビングポイントをメインフィールドに、年間50本以上潜っています。
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※当ブログは「JIN:R」を利用しています。
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