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ダイビング【初心者から卒業】ゲストの行動でガイドが気をつけること

atsushi fujii
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淳

ども、淳です。ダイビングガイドをするときに、注視しているトラブルの兆候が現れる行動をシェアする記事です。

  • 器材セッティングにいつもモタモタして時間かかる
  • 1ダイビング目が終わる前後で口数が違う
  • ダイビングガイドに全然ついて行かない

こんなダイバーを見かけることありませんか。

ダイビングスキルやストレス状態が現れやすい行動なんです。見落としているとダイビング中のヒヤリハットやトラブルになるケースもあります。

ダイビングガイドするときに、ゲストのダイビングスキルと経験値とストレス状態を推し量ることが、安全なダイビングには大切なことです。

私は、伊豆のダイビングポイントを中心に約9年間で550本以上のダイビングを経験してきました。450本以上のファンダイビングを経験の後、NAUIダイブマスターを取得した現役ダイバーです。

そこでこの記事では、

  • 器材セッティングに自信ないようだな
  • ダイビングに不安や緊張しているな
  • ダイビングの経験値が低いようだな

ということが現れる代表的な行動を紹介していきます。楽しいダイビングをより安全にガイドするために、実は何気ないやりとりでゲストを観察しています。

この記事を読めば、ゲストを知るためにガイドが気にかけていることが分かり、安心できるゲスト像を理解できます。ダイビングガイドをしない方でも

  • 自分自身
  • バディの方
  • 同じグループの方

に当てはめてみてください。自分自身に当てはまることがあれば、スキル上達のきっかけやストレスを受け入れることに役立ちます。バディや同じグループに当てはまる人がいれば、やさしくケアしてあげてください。きっと感謝されて快適なダイビングになります。

ダイビングガイドの目線の一端を知っている、安心できるゲストの方がより多くのことを積極的に紹介してもらいやすくなります。もっとダイビングを楽しみたい、上達したいダイバーは、ぜひ最後まで読んでください。

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器材セッティングの手際のこと

器材セッティングの手際のこと
  • セッティングの順番を自信もってできているか
  • BCDをタンクにセットする位置がおかしくないか
  • レギュレーター(1stステージ)の上下が逆じゃないか
  • 適正ウェイトの重さを把握しているか

オープンウォーターダイバー講習で、ダイビングの器材セッティングができたからダイビングライセンスを取得しています。それでもファンダイビングで器材セッティングができない人はいます。

空気タンクに器材セッティングする手際の良さや理解度は、注目ポイントです。

先に接続場所が分かりやすいレギュレーター(1stステージ)を空気タンクバルブに取り付けてしまい、BCDを持って辺りを見回している人を見かけたことありませんか。器材セッティングに自信がない人ほど、分かる器材からセッティングしてしまい手詰まりになっています。

BCDを空気タンクにセットする位置がおかしくないかも重要です。空気タンクにBCDの固定ベルトを通してから、BCDを回して固定する位置を探っている人を見かけませんか。

上下位置については多少好みはありますが、

  • 極端に低いと空気タンクのバルブを後頭部にぶつけたり
  • 極端に高いと固定ベルトが抜けて空気タンクを落としたり

のトラブルがあるので極端なのはいけません。

空気タンクのバルブに対するBCDの角度は共通です。空気タンクのバルブ(ハンドル)が左側に置き、空気タンクと自分の間にBCDを置き固定するのが正解です。

レギュレーターの1stステージを何度もひっくり返して裏表を探っている人も見かけることありますよね。特に器材をレンタルされている人に多いです。

レギューレーターでイメージされる口元に来る部分は細かくいうと2ndステージです。レギュレーターの1stステージは、空気タンクのバルブとつながる金属の部分で何本もホースがついています。

1stステージはたくさんの種類があり、ホースを接続する穴の場所や数が異なります。使い慣れない器材だと形だけ見ても判断しにくいです。背負ったときにBCDに繋げるインフレーター用ホースが左側に来るのが正解とするのが一番簡単です。

覚え方はさまざまです。背負ったときにレギュレーターが右側でも良いです。でもレギュレーターとオクトパスが不慣れな人が判別できるのか疑問が残りますし、オクトパスは左出しもあります。インフレーター用ホースとドライスーツ用ホースの形状は同じでドライスーツ用は右出しもあるかもしれません。でも、不慣れな人がドライスーツ用ホースがついた1stステージを使うことは稀でしょう。

空気タンクとBCDとレギュレーターの器材セッティングでは、最終的な形がイメージ・理解できているのかがポイントです。普段は難なくできている人が戸惑っていると、高ストレスの可能性があります。要注意ですね。

ウェイト何キロ使いますか?と聞かれてすぐ答えられない人を見かけませんか。答えに詰まる人を見て思うのは、ダイビングの頻度が少ないのかなということです。

ダイビングガイドに相談するのは良いことです。例えば、「普段5キロなんですが、最後の方浮き気味になるので増やした方がいいですか?」などおおよそ把握していたら大丈夫です。

ダイビングで経験本数をカウントする理由はこちらで話してます

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なぜダイビングでは経験本数を確認されるのか?経験が重要視される真の理由
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ストレスの可能性を感じること

ストレスの可能性を感じること
  • 1本目ダイビングの前後で口数が変わらないか
  • 器材の調整を必要以上に繰り返していないか
  • ダイビング中、呼吸が異様に早くないか
  • 水中マスクの中の目が異様に見開いていないか

ノーストレスでダイビングできる人は本当に羨ましいです。私自身も初めはストレスを感じることがありました。でもダイビングの魅力の方が大きく今日まで続けています。ストレスの兆候を知り自覚して受け入れることでパニックに陥りにくくなるかと思います。

緊張すると口数が多くなり気を紛らわそうとする人や、寡黙になり不安なことばかり考える人がいらっしゃいます。1本目ダイビングが終わると問題なくダイビングができた安心感から普段通りに戻ります。

寡黙になっている人がいれば注目しています。頭の中で不安なことを無限ループして緊張を増幅させていることがあります。話しかけて言葉に出してもらうことで、抱え込ませずに済みますし、ダイビングガイドも気に掛けるポイントを知れます。

緊張で口数増える人は、判断が難しいです。特に初めてお会いする方だと、性格なのか緊張しているのかが。朝早くから口数が多いと緊張の裏返しかも知れないと思って注意深く観察してます。

寡黙な人に気を取られすぎてると、実は口数多かった人の方が緊張していてヒヤリハットが起こることもあります。初めてダイビングガイドするゲストはより丁寧に観察してます。

手際よく器材セッティングができたのに、必要以上に何度も微調整してる人もストレス感じてるのかもしれません。

  • BCDの位置を上下左右に何度も調整する
  • 水中マスクの位置を何度も調整する
  • 水中マクスを何度も付け直す
  • 水中マスクのストラップ長さを何度も調整する

などです。うまくできていないのであれば何度もやり直しする必要があります。でも正しくできていても何度も調整するのは不安から来る行動のようです。ダイビングガイドが調整をしてあげるフリをしてあげるだけで、安心し納得してくれることもあります。

エントリー後は呼吸が異様に早くないかに気を配っています。水中では排気の泡で呼吸の状況がわかりやすいです。個人差はあれど、レギュレーターから吐いた息の泡が連なるようだと呼吸が早すぎるかなと気にして見ています。

  • 怖さから来るストレスで早くなっているのか
  • 泳ぐことに疲れて息が上がっているのか

どちらの場合も、しっかりと息を吐ききり、肺の換気をすることが大切です。早い呼吸だと肺の換気される空気量が少なくなり息苦しさを感じる悪循環に陥ります。ダイビング中は、息を吸うよりも息を吐く方に意識が大切ですね。

アイコンタクトのときに、目の表情にも気を配ってます。目が異様に見開いていないか観察しているのです。マスクスクイーズで目が大きくなりがちですが、怖いときや不安なとき、困ったときの目はまた違います。まばたきをあんまりしないとか見開いたままとか、目は口ほどに物を言うともいいます。

ストレスを感じること自体は悪いことではなく、理解して受け入れ自分なりに対処されてることがポイントです。グループのリーダー的存在の人、調和を大切にする人は、言い出しにくいかも知れませんが、こっそりと無理せずに正直に話してもらえるとダイビングガイドは安心できます。

スキルの経験値が現れること

スキルの経験値が現れること
  • 残圧計でタンクの残圧を自主的に確認しているか
  • ダイビングガイドとアイコンタクトできるか
  • 口呼吸ができているか
  • 水中姿勢が安定しているか

一見すると問題なくダイビング出来てそうな人でも、簡単には信頼していないです。

空気タンクの残圧を自主的に確認しているかは、残圧計の向きで大体分かります。水平姿勢で対面したときに、残圧計のゲージ面が見えるとゲストも残圧計を確認している可能性が高いです。残圧計のゲージを見てそのまま手を離せば、ゲージ面が前向きにぶら下がります。手を離すときにわざわざ裏側に回すことも少ないはずです。

ダイビングガイドも数字は読めなくとも、針の位置でおよそ把握できたり、残圧計を覗き込みしたりしやすくなります。ずっと裏面しか見えない場合は、自主的に見てない可能性があります。意識付けのためハンドシグナルを送り、わざと残圧確認してもらうこともあります。

ダイビング中にほとんど目が合わない人は、

  • ダイビングに余裕がなく周りを見ることができていない
  • 自分の興味に夢中になりガイドやバディについてこない

ふたつの可能性があるので警戒して移動は慎重に行います。ダイビングガイドはところどころでゲストの様子を観察しています。そのときアイコンタクトが取れると安心できます。水中ライトの合図や視線に気がつける余裕があると助かります。

水中マスクがずれて上がって鼻を圧迫している状況だと、正しい呼吸法が身についてないなと感じてしまいます。ダイビングは口から空気を吸い、口から吐き出す口呼吸が基本です。鼻から空気が出ていると、いわゆる豚っ鼻のように鼻を圧迫するほど水中マスクが上がってしまいます。すごく水中マスクが曇っているときも鼻から息吐いていることが多いです。

泳いでいるときの水中姿勢が安定しているかも注目しています。基本姿勢は水平です。ダイビング器材の重さに負けないように、赤ちゃんがハイハイをするかのように、うつ伏せで頭と上半身を少し持ち上げる意識するぐらいでちょうど良い塩梅です。

中性浮力が取れているかはもちろん見ています。

立ち姿勢で泳いでいると浮力調整が苦手なのかなと思って見ています。

  • BCDの吸気不足で浮力が足りていない
  • そもそものウェイトが重すぎる

そのため沈まないように浮こうとするフィンキックで、体が立ち上がってしまうことが多いです。

左右に体が傾いているとまっすぐ進みにくいです。空気タンクを背中の中心に背負うことが大切です。

まとめ:ガイドの注目ポイントを知りスキルアップの糧にする

器材セッティングの手際のこと
  • セッティングの順番を自信もってできているか
  • BCDをタンクにセットする位置がおかしくないか
  • レギュレーター(1stステージ)の上下が逆じゃないか
  • 適正ウェイトの重さを把握しているか
ストレスの可能性を感じること
  • 1本目ダイビングの前後で口数が変わらないか
  • 器材の調整を必要以上に繰り返していないか
  • ダイビング中、呼吸が異様に早くないか
  • 水中マスクの中の目が異様に見開いていないか
スキルのレベルが現れること
  • 残圧計でタンクの残圧を自主的に確認しているか
  • ダイビングガイドとアイコンタクトできるか
  • 口呼吸ができているか
  • 水中姿勢が安定しているか

ダイビングガイドの注目していることに当てはまった方も、ダイビング向いていないとは思わずに、反省はしてヒヤリハットの経験としてスキルアップの糧にする、前向きな姿勢が良いと思います。

ダイビングガイドが注視しなくて良い、安心できるゲストに成長すれば、より積極的なガイドが可能になります。定期的なダイビングで経験本数を増やし成長していきましょう。

では、また。どこかの海で。

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ABOUT ME
淳
ダイブマスター/カメラ好き
スキューバダイビング歴10年目の現役ダイバーです。
伊豆半島のダイビングポイントをメインフィールドに、年間50本以上潜っています。
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※当ブログは「JIN:R」を利用しています。
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